エヒメアヤメはネット情報などで、すでに腰折山に咲いているのはわかっていたのですが、問題はイヨスミレです。イヨスミレは私もまだ見たことがなく、見られればラッキーなんだけどと思っていたのですが、登山道のすぐそばに何か白いスミレが見えたのでした。
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エヒメアヤメのほうは株数はかなりあったのですが、イヨスミレのほうは結局2~3株が咲いていただけでした。まだ時期的に早かったのかも知れませんが、いったんは途絶えてしまったと思われていたというスミレだけに、株数は少ないのかもしれません。
葉の裏が紫色なので紫式部、源氏物語という連想でこの名がついたとか。
花弁には紫色の筋が入っています。
青森~岩手間の太平洋側、中部地方~関東地方の内陸部、岡山県、愛媛県と4か所に隔離分布しているが、度の自生地も個体数は少ないとあります。
貴重なスミレなんですね。
最初に見つかったのがこの場所のイヨスミレで、その後長野県で見つかったが、それは斑入りゲンジスミレの変種だったそうです。大陸系のスミレとは斑入りゲンジスミレのことだったようです。
斑入りゲンジスミレは日本では園芸種として良く栽培されているそうで、私も花友さんからいただいたことがあります。
ゲンジスミレは名前だけは良く聞いていたものの、ようやく今回の自生地訪問でどういうものなのかがわかってきました。やっぱり、実際に目で見るということは大事ですね。
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こちらは、ごく普通のスミレですが、これもイヨスミレの近くで咲き始めていました。
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そして、やはりこの時期、里山で良く見られるヒメハギも咲いています。
こうしてみると、ゲンジスミレやイヨスミレが咲くことを除けば、腰折山は香川の海辺の里山となんら変わるところがないですね。
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エヒメアヤメとイヨスミレの自生地の様子です。
草っぱらと言ってよいでしょう。
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手前の立ち枯れと木は、山火事の名残かもしれません。
その向こうには今を盛りと咲くミツバツツジが見えます。
麓から見たときに、このミツバツツジが良く目立っていました。
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自生地のいちばん上のほうまで登ってきて下を見下ろしました。
監視テントの監視人さんと、早くもエヒメアヤメなどを見に来た方たちが見えます。
海もすぐ近くに見えているのですが、海岸からすぐのところに島が見えています。
島をズームしてみました。
たまたま近くにいらした見学の方が地元の方で、島の名を教えてくださいました。
鹿島と言ってその名の通りシカが生息している島なんだそうです。
手前にたまたま写っているのはマツとオオバヤシャブシの木のようです。
島の名前を教えてくださった地元の方たちは、ここまでで下って行かれましたが、私たちはこれから山頂まで向かいます。
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最後に撮影したエヒメアヤメです。
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監視人のおじさんがPさんに採取したワラビをくださったそうです。
ラッキー・・・。タケノコにフキにワラビ・・・・春の山菜が勢ぞろいですね。
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ミツバツツジ越しに先ほど登ってきた方面が見えています。
さて、それから本腰を入れて山登りと思っていた途端、雨が降り始めました。
私はザックに傘を入れ忘れてしまっていたのですが、Pさんが貸してくださって助かりました。
Rさんは雨具、Pさんはポンチョ、そして私は傘と、それぞれ違う格好で登ります。
最初は雨と思っていたのが、粒が大きくなって、途中から霰に変わりました。
この日は予報では午前中は急な雨や落雷があるかもということでしたが、まさに予報が当たりました。
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エヒメアヤメ自生地を過ぎると、登山道と言っても背の高いスズタケみたいなササが生えていて、スパッツもつけてないので、足元がぶれそうな予感・・・。
途中一か所で、気の早いコバノタツナミが咲いていました。
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山頂直下は少々ヤブ気味で、そのヤブの中、タラの芽が見えていました。
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9時59分、腰折山山頂に到着です。
この頃には雨は早くも上がっていました。