前赤石への稜線伝いの道は、去年も入り口だけは確認してありました。
去年の縦走時は雨に降られたので、稜線歩きは無理でしたが、今回は朝からまずまずの天気で、岩場歩きも無理がなさそうです。
トップを歩かれていたMさんから「行けそう」との声が聞こえてきたので、進みます。
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少し歩いただけで、タカネバラが出てきました。
日浦から物住頭までは1輪たりとも見ることのなかったタカネバラが、前赤石の登りになると途端に出てくるのです。
地質の違いが歴然ですね。
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まだ若い株が多いようで、咲いた花は少なかったけど、これからが期待できます。
近くにはお馴染みイヨノミツバイワガサも咲いています。
橄欖岩の植生です。
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分岐から2分も歩かないうちに、岩場に差し掛かります。
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岩の下ではシライトソウも見えます。
4日前の東赤石でたっぷりと見られた花たちを、この日も見られようとは・・・。
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前赤石前衛峰への登りで、いちばん登り難かったのが↑の岩場です。
Mさんが「これは大丈夫かな?」と心配そうですが、岩は完全に乾いていて足を滑らせる心配がなさそうです。こういう日を逃がしたら今度いつ来れるかかわからないので、「行きましょう」と私・・・。幸い、この日は前日に買ったばかりの登山靴を履いてましたが、底が固めの靴なので、岩歩きには向いていました。
とはいえ、登りは何とかなりますが、ここを下るのはちょっと難しそうです。
下りはトラバース道へ下る道をさがしたほうが良さそうですね。
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最後に、Pさんが登ってこられます。
岩には赤ペンキがあって、それにしたがって登るだけなので、コース取りは悩まなくて良いです。
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赤ペンキ・・・はっきり見えますね。
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Mさんがルートから外れて何をされているのかと思ったら、岩陰で咲いているキバナノコマノツメを撮影されていたようです。
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登山道(といっても踏み跡程度ですが)にもキバナノコマノツメが咲いています。
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振り返ると西赤石、物住頭が見えていますが、こちらから見ると物住頭は三角錐ではなく台形の形をしていますね。
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嬉しいことに、ユキワリソウの綺麗なピンクの株がありました。
八巻山など岩稜帯に多い花です。
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おまけに、登っている目の前でキバナノコマノツメが固まって咲いていたのです。
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去年はガスと雨で、展望のなかったトラバース道を歩かざるを得なかったので、周囲が見渡せるのが嬉しくてたまりません。
別子ダムのダム湖も見えてますね。
コマドリ尾根の向こうに大座礼から三ツ森山の稜線も見えます。
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物住頭をバックにして、Pさんが前衛峰の最後の岩場を登ってきます。
この頃には日が射し始めて、ガスも晴れたようです。
何ともラッキーでした。
岩場の一番高いところを目指して登っていたのですが、登りきったと思ったら、目の前にはもっと高いところがありました。
ここで、私たちが登っていたのは前赤石の西に位置する前衛峰だったと気づきました。
ここまで来たら、前赤石まで行かないとね・・・・。
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前衛峰から少し下ったところにある、岩と岩の隙間から見下ろします。
北側の斜面の50mほど下にはオオヤマレンゲの白い花が見えましたが、離れているので望遠レンズでも無理でしょうね。
前赤石への道は岩歩きというよりもブッシュになっていました。
特に危険な個所はありません。
こここにもタカネバラが咲いています。
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前赤石山頂に向かう途中で振り返った画像です。
物住頭から上兜山へと続く稜線、そして串ヶ峰も見えています。
画像には入っていませんが、下兜山ももちろん見えていました。
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前赤石山頂直下にもユキワリソウが咲いていました。
結局、前赤石に着いたのは、14時1分のことでした。