いったん、「天狗荘」まで行き、天狗の森へと続く遊歩道の入口でお昼にしました。
ここには東屋があるので、お昼を食べるにはもってこいです。
食後、Tさんも一緒に天狗の森へと登り始めました。
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去年咲いていたのとは別の場所でコウシュウヒゴタイを見かけました。
群馬・埼玉・東京・山梨・四国に分布だそうで、隔離分布しているということになります。
去年はまだ咲き始めの花しか見られなかったのが、今年は割合綺麗な個体を見ることができました。
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トウヒレン属の花で、夏の終わりから初秋にかけては四国の深山ではオオトウヒレンやミヤマトウヒレンなどが花盛りとなりますがコウシュウトウヒレンだけはここだけでしか見られないようです。
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それとは対照的に、ちょっとした山地などでも見られるヤブタバコも咲いています。
この花を見ると、「ああ、そんな季節なんだな」と思いますね。
そろそろ夏も終盤という頃の花です。
↑東赤石などでは7月でも見ているよな気がするホソバシュロソウがまだ比較的綺麗に咲いていました。
8月の末にまだ見られるということは、ほんとに花が遅れているのだと思います。
天狗の森には比較的多いコフウロです。
さすがに野草散策歴も10年を超すと、白花のゲンノショウコと見間違うことも少なくなりました。
葉の雰囲気が違いますよね。
アキチョウジがここでも咲き始めていました。
剣山でたくさん咲いていたソバナはここでは、ほんの少ししか見ませんでした。
時折、こんな青空も見えます。
天狗の森への歩行時間は1時間ほどです。
標高差も300mもないぐらいで、山登りというよりはハイキングに近いですね。
とはいえ、標高1500mほどの山ですから、装備はそれなりに必要です。
途中、肩むき出しのタンクトップにサンダル履きのような若い単独女性とすれ違い、驚きました。
何でもセラピーロード(遊歩道)を歩いているうちに山頂まで来てしまったとか。セラピーロードだけなら、軽装で歩いてしまいがちですが、ブヨやマムシもいますので、なるべく羽織るものは持参で、靴もせめてスニーカーは必要です。
レイジンソウにはまだ早いかと心配していたら、途中から咲いている花が出てきました。
剣山にも咲くはずですが、その前の剣山行きでは最初から最後まで雨に降られ、どれだけも歩くことが出来なかったので見ることができませんでした。
嬉しかったのはトチバニンジンの真っ赤な実が見られたことでした。
花はごく控えめですが、赤い果実は目を惹きます。
ヤマホトトギスの季節には少し遅かったらしく、ほとんどが果実をつけていて、咲いている花は数輪だけでした。
去年たくさん見かけたツルニンジンもまだまだ花芽ばかりで、↑のがいちば良く膨らんだ花芽です。
尾根筋の樹林帯から、途中、明るく開けた道へと出るのですが、道を一つ間違えてしまったようです。
途中で引き返す羽目になったのですが、花は綺麗に咲いていました。
↑、まだ咲いていたシモツケです。
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先ほどから道沿いに見かけたシオガマギクが、ここでは綺麗に咲いていました。
横に見ているのはツクシクサボタンの葉です。
樹林帯の中ではこれもあまり綺麗に咲いてなかったツクシクサボタンが明るく開けた場所では、まずまずで咲いています。
↑ツクシクサボタンの魅力は何と言ってもくるりんとカールした花の姿です。
青紫の花の色が私のお気に入りです。
本州中部とか関東の山でクサボタンも見たことがありますが、クサボタンよりブルーの色が濃いと思います。
ほんとの見ごろはいつなのか?
一斉に咲く姿はあまり見たことがありません。
ともかくも、この日のお目当ての花の一つだったツクシクサボタンを見ることが出来て、ほんとに嬉しかったです。