テバコマンテマは、去年、咲き残りの花を一輪だけ見ていたのでした。
名前だけはかなり前から知っていたものの、その名の由来である手箱山ではもう見ることができないということです。
今年はそんなテバコマンテマの花をまずまずの状態で見られたと言えるでしょう。
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去年訪れたのよりも20日ほど早い時期ということで、花の時期には丁度良かったかもしれません。
環境省の絶滅危惧Ⅱ類だそうです。以下レッドデータプランツからの引用です。「深山の岩石地に生える高さ30センチほどの多年草。茎は叢生し、短毛がある。茎の株は斜上し、上部は直立する。葉は対生し、卵型で長さ2~4センチ、先は尖り、全縁、ふちに細毛がある。中略・・・・和名は最初に発見された高知県の手箱山にちなむ。日本では四国に分布するが、産地は少なく、個体数も多くない」
↑の個体は草丈30センチもなく、精々、10センチちょっとだったと思います。
ちょっと近づきがたい岩棚の上では、草丈30センチほどあると思われる大きめの株が生えていましたが、危険なので近づけません。望遠レンズでの撮影です。
一輪をアップで撮りました。
「花は白色、まれに帯淡桃色」とありますが、確かに淡いピンクに見える花も咲いていました。
「花の直径は1~1.5センチ、花弁は5個、2浅裂し、喉の部分に2個の小鱗片がある。花柱は3個、雄しべは10個」
画像ではわかりませんが、↑の花など、肉眼では淡いピンクに見えました。
花の終盤にはピンクに変色する花もあるので、そういう性質かと思っていたのですが、そうではなく最初から淡いピンクを帯びた花もあるようですね。
↑ピンクの花をトリミングしてみましたが、さておわかりでしょうか?
岩から身を乗り出すように咲いた姿は、小さくて清楚で、何とも可憐でした。