今年最後のノギク散策、その1、シマカンギクとコバノタツナミ

2ヵ月ほど前のことだったでしょうか。

ブログにコメントをいただきました。

内容は四国に咲くノギクについてのお尋ねでしたが、リュウノウギク、シマカンギク、ノジギクを12月初旬に見られるでしょうか?というお尋ねでした。

ノギクと一口にってもリュウノウギクとシマカンギク、ノジギクでは咲く時期も少しずつずれていますし、3種類を同時に見られる場所もありません。今年の秋はおまけにいろいろな野草の咲く時期が早かったせいもあり、12月初旬ではリュウノウギクはもう咲いてないでしょうが、シマカンギクとノジギクなら何とか見られるだろうと思い、案内させていただくことにしました。

ご案内するのは私と同じ年の栃木の女性の方でしたが、当日12月9日は9時過ぎに我が家最寄りの駅に到着されるとのこと。

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↑11月23日に訪れた高知の海岸では綺麗に咲き誇っていたノジギクでしたが、半月経った12月9日に、まだ綺麗に咲き残っていてくれるだろうか?と少し危惧もありました。

しかし、そんな心配を吹き飛ばすかのように、真っ青な空の下で咲いているノジギクにご案内することができました。

当日は約束の時刻に駅まで栃木のMさんを迎えに行きました。

小さな駅なので、迷うことなくお迎えすることができ、その後は海岸沿いの道を走ってシマカンギクの咲く場所へと向かいます。

この日は遠来のお客様を迎えるには絶好の天気で、青い空、青い海…陽光が降り注ぎ、いかにも四国らしい天候です。

Mさんは車の中からも盛んに瀬戸内海の景色にシャッターを切られていました。

Pc096729私が実家に行く際に通る道の近くにシマカンギクの自生地があります。

5日ほど前に下見に立ち寄った際、まだ蕾があったので、咲いているだろうとは思いましたが、実際にシマカンギクの花を見ることが出来てほっとしました。

光の具合もちょうど良く、陽射しの中で咲くシマカンギクを見て頂けました。

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土留めのコンクリートのせいで、それまで目の高さでたくさん咲いていたシマカンギクは可哀そうにコンクリートの下となってしまいましたが、上の方ではまだ株が残っているようです。

強い花です。

Pc096730シマカンギクだけは日の当たるときに撮影できるとラッキーですね。

Pc096733下見の際にも咲いていたコバノタツナミがこの日も咲いていました。

コバノタツナミは海岸に近い低山に咲くので、内陸部に済んでらっしゃるMさんは御存じなかったようです。

Pc096734本来の花期は4月下旬~5月初めだと思いますが、スミレと同じで、秋から冬にかけて狂い咲きをよくします。

この辺りの低山ではごく普通に見かける花です。

Pc096725これも海辺の低山に多いコウヤボウキの綿毛です。

当たり前のように撮影していたら「これは何ですか?」とMさんに尋ねられました。

コウヤボウキを始めてご覧になったと聞いて、逆にこちらの方が驚きましたが、あらためて分布を見てみると本州でも関東以西にしか分布しないんですね。

栃木でも山間部にお住いのMさんは初見だったようです。

このとき、私は撮影しませんでしたが、ノグルミの木がシマカンギクの近くに生えていたのですが、Mさんのお話ではノグルミの木も北の方にはあまりないそうです。

この辺りの野山では当たり前に見かけるものでも、関東以北では珍しいのだということが、よくわかりました。

Pc096726↑まだ綿毛になる前の段階のコウヤボウキの花後の姿です。

これはピンク色をしているので、綿毛になったら、きっと綺麗でしょうね。

この後、高知に向かうために、豊中インターへと車を走らせました。

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