龍王の滝の駐車場に着いたのは、なんと10時35分のことでした。
あちこちで寄り道したとはいえ、登山口まで4時間もかかったというのは、今までの最長記録かも?
駐車場近くではクロモジの花が丁度綺麗に咲いていました。
私はこの仲間の花が大好きなのです。
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↑枝が暗い緑色をしたり、幹の色が黒っぽいのでクロモジと言われています。
クロモジは和製ハーブで、高知ではクロモジとほうじ茶で作ったお茶を売っているので、時々買ってきて飲んでいます。
我が家にも鉢植えですが、クロモジを植えているんですよ。
↑ヤナギはずいぶん種類が多いので、私には見分けは出来ませんが、この日は雨こそ降っていないものの、空中湿度がうんと高くて、どの木々もしっとりとしています。
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歩き始めは10時55分です。
↑歩き始めてしばらくするとハルトラノオが咲いていました。
ハルトラノオは愛媛の皿ヶ嶺には多いですが、梶ヶ森にもずいぶん多くて、この後もいたるところでハルトラノオを見ることができました。
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↑ずいぶん小さくて、最初は何だろう?と訝ったほどでした。
咲き始めのセントウソウです。
里山ではもう草丈も伸びてしまっていますが、ここ梶ヶ森ではまだ草丈5センチほどでした。
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前日までの雨で、龍王の滝も水量が多いです。
考えたら、秋にも夏にも来ているのに、春に来るのは初めてです。
サイコクサバノオもまだ開いていません。
日が射さないので、開花は望めそうもないですね。
気温もこの時期としてはずいぶん低めで、私には珍しく3枚も着たまま登っています。
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葯の赤いネコノメソウの仲間が出てきました。
ネコノメの仲間はずいぶ種類が多くて、その場では判断で気なので、試薬の色だけしっかり撮影して、帰宅して調べました。
葯が暗赤色なのでヨゴレネコノメでしょうか。
香川や愛媛ではあまり見たことがないと思います。
サイシンの仲間も芽出しをしています。
これもまだ出始めなので、何だかわからなかったのですが、龍王の滝付近にはクロフネサイシンが自生するとのことなので、クロフネサイシンだろうと思います。
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コチャルメルソウも咲いていますが暗いのと色が地味なので、あまりぱっとしない画像になりました。
ユリワサビもこれ何?と思ったほど小さくて、草丈5センチもありません。
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まだまだ冬枯れの延長みたいな森の様子です。
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それでも登山道から一段下の林床を見下ろすと、バイケイソウの青々とした芽吹きが見えています。
これ、ギボウシの芽吹きと間違って食べる人が多いんだそうです。
バイケイソウと言えば、うんと以前、ナスビ平にカタクリの花を見に行くと、その上の稜線に出るまでの登りで良く見かけたものです。シカも食べないので、四国の山にはバイケイソウだけは多いです。
今年みたいに雨が多いと、苔が見事ですね。
少し上に目をやると、アブラチャンの小さい黄色い花が咲いていました。
雨は降ってないのですが、花の周囲に水滴がついて、いつも見る雰囲気とはまた違います。
何とも瑞々しい・・・・
沢の流れはどんどん狭まって、源流に近づいている様子・・・
花だけ見るとアブラチャンにそっくりですが、枝が緑色をしているのでクロモジとわかりますね。
花もアブラチャンより大きいです。