去年から良く山にご一緒しているPさんがイワウチワをまだご覧になったことがなく、イワウチワが咲いているという那岐山に是非行きたいと言い出したのは4月下旬のことでした。
那岐山でイワウチワが咲くと言ったら、鳥取側からの登山道だけのようです。登山口まで遠いようだし、那岐山で咲いているなら岡山の伯州山でもイワウチワは咲いているはずだからと山友達のRさんと一緒に伯州山行きを勧めました。伯州山なら登山時間も短くて済むので帰りにいつものように岡山森林公園にも立ち寄れそうです。
それならばということで、4月25日に瀬戸大橋を渡って3人で伯州山に行くことになりました。
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↑伯州山を訪れたのは3度目ですが、いつも行く時期より1週間早めたので、まだ初々しいイワウチワを堪能することができました。
伯州山は登山口の駐車場が少ないので、いつも早出をしています。
今回も坂出の某所に5時半集合としました。
登山口までの道路事情も良いので、今回は私が車出しを担当します。
香川を出発するときはそれほど寒くもなかったのですが、岡山道から中国道に入り、院庄インターを下りて国道179号を北上するにつれて、気温も一桁となってきました。さすがに雪の深い地域だけのことはありますね。
まだ山桜の綺麗なのを見ていないというRさんのリクエストにこたえるかのように、道沿いに見事な山桜が咲いているのを見つけました。
この日初めての車を停めてのお花見です。
↑見事な山桜が数本、満開でした。
↑喜ぶRさんとPさん・・・。
↑辺りは山里の田園風景が広がり、何とも和む光景ですね。
日本の春は最高です。
雪解け水が豊富なこの辺りでは田植えも早いのか、すでに田んぼに水が入っています。
遠くに見える桜が田んぼの水面に写り込んで、それがまた綺麗です。
何度来ても、岡山の県北の春は素晴らしいです。
ちょっと変わったこんなタンポポを見つけました。
私の住んでいる辺りで良く見かけるカンサイタンポポとはかなり異なっています。
葉を良く写さなかったのが残念ですが、どうやらクシバタンポポと言うものらしいです。
タンポポ調査のサイトから下記のような記述をお借りしました。
「岡山県新見市哲西町大野部を基準産地として北村(1933)が記載したタンポポ。前述のヤマザトタンポポ、ケンサキタンポポがレモン色であるのに対して、カンサイタンポポに近いあるいはより濃い黄色である。総苞外片は総苞の1/2程度の長さで、幅は広く、辺縁が赤くなることはない。角状突起はないが、中央部がもりあがり、先端部はこぶ状に盛り上がる。典型的な葉は羽状に深く裂けて、櫛の葉状になることに和名は由来するが必ずしもなるわけではない。筆者の印象では、道ばたなどのセイヨウタンポポが生えそうな環境に見つかることが多い。シナノタンポポの倍数体エゾタンポポに属する型のひとつではないかと思っている。
日本海側では福井県から山口県まで連続的に分布する。三重県・奈良県の紀伊山地でも見つかった。Morita(1995)は和歌山県にも分布するとしているが、今回の調査では見つかっていない。四国山地ではかなりの範囲でクシバタンポポが見つかった。特に四国山地中央部の徳島県・高知県境周辺に多かった。九州ではクシバタンポポは確認できていない。」
↑車を停めた道端ではセリバオウレンの花後の株が群生で見られました。
そういえば、毛無山~朝鍋鷲ヶ山縦走時にもセリバオウレンは無数に見られましたっけ。
中国地方にはセリバオウレンが草のごとく生えているようです、
国道179号から赤和瀬渓谷方面への道へと右折してからは沢沿いの素晴らしい眺めを見ながらのドライブです。
ツクシが群生していて、またまた車を停めました。
けれども、いつもより一週間早いためか、この辺りで見かけるスミレがまだ全然咲いていません。
その代わり、早春の花タムシバがまだ咲いていました。
↑こんなにびっしりと花の咲いたタムシバの株も見られました。
いつもは山桜も綺麗に咲いてますが、桜はまだ蕾です。
↑まだ蕾の山桜・・・
↑フサザクラは花が終わりかけていて、葉が出始めていました。
クロモジはまだ花が咲いています。
こんな調子でのんびりと走りましたが、伯州山の駐車場には8時20分ごろには着いたようです。
先客の車はすでに一台駐車してありましたが、早出の甲斐あって、私たちも駐車場は確保できました。
↑驚いたのは、駐車場付近の車道にもまだ雪があったことです。
この調子では、山は雪が多いのではないでしょうか。