前々から一度、自生地で咲いているコセリバオウレンを見たいと思いながら、どういうわけか縁がない日々でした。
2年前にも自生地を訪れましたが、時期が遅かったようで、花は見られませんでした。
去年はこの時期、娘が出産を控えていたので、動きが取れず・・・。
今年は、天候にもまずまず恵まれて、山登りとコセリバオウレンのお花見の両方を楽しめました。訪問したのは2月18日です。同じ時期に、高知の西部ではバイカオウレンが咲きますが、東部ではコセリバオウレンが咲き、棲み分けというほどではないようですが、微妙に分布が異なるようです。
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↑まだ咲き始めたばかりのコセリバオウレンです。
あまりの小ささに驚きました。
花丈は長いもので5センチあるかどうか?
葉の繊細さにも驚きました。
よく見かけるセリバオウレンは葉が2回3出複葉ですが、コセリバは知識で知っていた通り3回3出複葉です。つまりそれだけ切れ込みが多い葉ということで、見た目にもセリバオウレンよりずいぶん繊細です。もちろん、株の大きさもセリバオウレンはコセリバの倍以上ありますが・・。
まさしくコセリバオウレンでした。
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湿っぽい場所を好むようで、杉林の中の一日の大半が木陰になるような場所で咲くのはバイカオウレンと同じですが、バイカオウレンのほうがまだ日向を好むような気もしました。
↑苔の中でご機嫌に咲いている株です。
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それほど大きいとは言えない杉の葉っぱが大きく見えるほどですから、大きさもわかっていただけると思いますが・・・
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念のため、私のスマホと並べて撮影しました。
このスマホはアウトドア用で、たぶんスマホのサイズとしては一番小さいと思いますが、それでもコセリバオウレンの横だとバカでかく見えますね。
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マクロレンズは被写界深度が浅いのでピントを合わせた花以外はぼけてしまいます。
葉っぱも一緒に鮮明に撮影しておこうとすると、なかなか難しいのです。
ちょうど、少しだけ日が射してきた場所がありました。
花自体の形はセリバオウレンとそれほど変わらないので、やはり決め手は葉の違いですね。
葉は前にも書きましたが、3回3出複葉です。
F値を大きくして、なんとか3本並んだコセリバオウレンをぼけることなく撮影できました。
後でもう一か所の自生地に立ち寄ったところ、こちらはそろそろ終盤にかかっていました。
花丈も10センチほどに延びていました。
葉もずいぶんと伸びていますね。
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伸びたといっても10センチですから、小さいことには変わりありません。
バイカオウレンと言い、コセリバオウレンと言い、春一番を飾る花たちはどれも小さくてめんこいですね。