朝は早出だったので、早いですが登山口で軽く食べておくことにしました。
ここからがこの日一番のメインの登りとなるのです。
おむすびを一つ食べていて、何気なく近くの木々を眺めていたら、あれ、ウスギヨウラクツツジが咲いているではありませんか。
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↑そういえば、2013年に間違ってこの尾根を下ってきたときにも、登り返す折にウスギヨウラクを見ていたのでした。
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↑2013年5月5日撮影のウスギヨウラクです。
時期が早いので、まだ葉っぱが展開していませんね。
今回は葉っぱも展開していたので、じっくりと葉も観察してみました。
10時40分に登山口を歩き始めました。
最初は木の階段になった道を登ります。
4年前にはブナがまだ芽吹いてない尾根道を登りましたが、5月半ばともなればブナも青々としていますね。
やがて、階段はなくなり、どちらかというと急な坂道を登るようになってきます。
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ミズナラか何かの大きな木の股にウスギヨウラクが着生していました。
先ほどじっくりと葉を観察したので、花が咲いてなくとも何とかわかりようになりました。
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そして…嬉しいことに咲いてるかな?と淡い期待を抱いていたオオイワカガミの花が咲いていたのです。
オオイワカガミも2013年にこの尾根を歩いた時に見ていたのです。
見上げると、すんなりと伸びたブナの幹・・。
中国地方のブナは四国のブナと違い、華奢なイメージです。
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天然のヒノキやブナの繁った尾根道は登りでも涼しくて気持ち良いですね。
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ここにもウスギヨウラク・・・
ゆっくりと新緑の道を楽しみながら登っていきます。
2013年に間違って下ってきたときは、その後も白馬山や毛無山までの縦走が待っていたので、必死で登り返したものですが、この日は金ヶ谷山から朝鍋鷲ヶ山を周回するだけなので、気分的に楽です。
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新緑の道をのんびりと登っていると・・・
ツルアリドオシの赤い実やチゴユリの花も見えます。
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そして、またまたオオイワカガミの花です。
今度の花は色白さんでした。
花がたくさん咲き過ぎで重いのか、花茎がしなっています。
葉っぱがてかてかと光沢があって、ここからイワカガミの名前がついたんでしょうね。
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目の高さにはウスギヨウラクの花・・・
上を見たり下を見たり…大忙しです。
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このカエデは?
葉の裂片の切れ込みが浅く、葉柄が葉身ん半分以下と短いので、今度こそハウチワカエデですね。
四国では見られないカエデです。
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ウスギヨウラクもあちこちで咲いていて撮影が忙しい・・・。
花の咲きのほうがほんのりと色づいた姿は地味ながらも美しいですね。
ウスギヨウラクも四国の山ではあまり見たことがなく、今まで、丸笹山で一度見ただけです。
ツルシキミもたくさん咲いてるんですが、こちらは四国の山でも飽きるほど見ているので、ついつい撮影がおろそかになってしまい、これ一枚しか撮影しませんでした(^_^;
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大きな丸い葉が良く見えるように撮影したつもりのオオイワカガミです。
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Pさんの撮影風景です。
もちろんオオイワカガミ撮影中なのです。
地際に咲く花を撮影するのはしゃがみこまなくてはならず、何度も繰り返すと結構きついですね。
この辺りのオオイワカガミの葉はちょっと黒みを帯びていて、ピンクの花と相まって、シックですね。
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見上げると眩しいばかりのブナの新緑。
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またまた木の階段が見えてきたので、そろそろ稜線も間近でしょうかね。
この後、上のほうで話し声が聞こえました。どうやらこの日初めて、私たち以外の人に出合えそうです。
しばらくして、単独の男性が下ってこられ、山の駅までの所要時間を尋ねられましたが、1時間か1時間半ぐらいでしょうか?私たちの所要時間は撮影ばかりして時間を食っているので、全然参考になりませんね。
話し声が聞こえたのは、縦走路との合流地点で毛無方面に縦走していく方と話をされていたそうです。
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↑オオイワカガミは結局尾根の上部まで、かなりの株数が咲いており、中でもひときわピンクの濃い花です。
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前方に見えるのは朝鍋鷲ヶ山?それとも金ヶ谷山?
ブナの新緑に佇むPさん・・。
モデルになってもらいました。
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ウスギヨウラクのほうも、尾根の上部まで何か所もで咲ていて、この尾根はほんとに花の尾根道でした。
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前方にようやく展望が得られる場所があったのですが、見えている山がよくわかりません・・。
もしかしたら毛無山だったのかな?
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↑こちらは2013年5月5日のほぼ同じ場所で撮影した画像ですが、ずいぶん雰囲気が違うものですね。
5月の木々の芽吹きのスピードにはびっくりします。
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↑Pさんも木々の間から展望を楽しんでいるようです。
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稜線に近くなってくるとユキザサも見られるようになりました。
そうそう、この辺りの稜線にはユキザサもすごく多かったのでした。
幸い、一輪だけ何とか咲いていてラッキーでした。
この10日前に愛媛の皿ヶ嶺ではユキザサが真っ白に咲いているのを見ていましたが、標高はそれほど変わりなくとも、金ヶ谷山辺りは豪雪地帯なので、春の大雪で開花が遅くなったに違いありません。
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結局、稜線に出て縦走路と合流したのは11時40分のことでした。
コースタイムで25分の道のりをなんと1時間もかかってしまいました(^_^;