山頂に着いてすぐはガスに隠れていた鞍瀬の頭も、休憩しているうちにガスが取れてきて姿を現してくれました。
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↑鞍瀬の頭方面を眺めるPさん。
ガスがなければ二ノ森や石鎚も見えるそうですが、この日は生憎と湧き上がるガスのために見えませんでした。
ところで、鞍瀬の頭って見た目にも立派な山なのに、二万五千図には1889mという標高しか記されてないようです。鞍瀬川がこの山付近から流れ出しているので鞍瀬の頭なんでしょうが、素晴らしい山容を眺めると、地図上にも名前を記してほしいものだなと思いました。
たぶん、見た目は堂ヶ森より格好良いですよね。
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12時20分、愛大小屋で本格的に休憩を取ろうということで、そちらに向かいます。
正面に見えているのは白骨樹ですが、Pさんがこの白骨樹がずい分減ったと嘆いています。
白骨樹の向う側に見える山は地図を見るとどうやら五代ヶ森らしいのですが、鞍瀬の頭手前から五代の森へ続く尾根への分岐になっているのが五代の別れというらしいです。「ごだいのわかれ」と言ったところ、S君にそれは「ごよのわかれ」と読むのだと言われました。五代の森がもともと「ごよのもり」だということです。地名はまことに難しいです。
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分岐にもササユリが一輪・・・。
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分岐からは鞍瀬の頭を見ながら下ります。
Pさんは五代の別れか鞍瀬の頭まで行きたがっているけど、私は久々の山なので行けるかどうか自信がありません。
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笹原の中をどんどん下ること垂直距離にして100m以上は下ったでしょうね。
これをまた帰りに登り返すかと思ったら、あまり下るのは好ましくないけど・・(^_^;
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左の斜面見を上げると、白骨樹が一本そしてその上方に堂ヶ森山頂のレーダーが見えています。
ここにササは素晴らしく青々としていますね。
下りきってしまう少し手前に昔は小屋があったそうで、↑石仏が祀ってありました。
何でも愛大の教授の方の名前を取って〇〇小屋と呼ばれていたそうですが、名前を忘れてしまいました(^_^;
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後少し下りながらも、鞍瀬の頭の後ろのガスだけがどうしても取れず、とうとうこの日は石鎚は眺められませんでした。
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かなり下りきったところにも、素晴らしいピンクのササユリが一輪。
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アカモノの果実も見えています。
この日はほかにもオトギリソウなども咲いていたのですが、新しいカメラでは小さい花を撮れるまで慣れておらず、とりあえずこの日の目標はササユリぐらいは何とか撮影したいということでした。
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先ほどまでいた堂ヶ森山頂を眺めるPさんとTさん。
きっと100m以上は下りましたよね。
見上げる青空に入道雲が、夏山到来を告げています。
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少し淡いピンクのササユリも咲いていました。
小屋への分岐の手前です。
そして、この辺りにかかっていた木材を2本ほど渡した橋があったのですが、これをS君たちが担ぎ上げてかけたということでした。
そういえば以前ご来光の滝に一緒に登った時に有志で小屋建設のボランティアをしていると言っていたような?
登山道の整備や小屋の整備などに携わってくださる方がいるのはほんとに有難いものです。
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12時43分、小屋への分岐を通過しました。
小屋まで200mと書いてありますから、ほとんど小屋までやってきたのも同然ですね。
正面には五代の森へと伸びた尾根が良く見えています。
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堂ヶ森山頂方面を見上げると、笹原がなんとも素晴らしく、こんな見事なササはほかではちょっと見たことないように思いました。
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小屋へと向かう行く手にも入道雲・・・。
ほんと・・・良い日に歩くことができました。
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12時46分、小屋に着きました。
先客の女性が一人休憩中でしたが、この方は私たちが保井野に着くのと入れ違いに登って行かれた単独女性のようでした。
小屋は3棟あって、中央の棟が屋根だけの吹き抜けになっているので、夏場の休憩には良さそうです。
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この日のS君はアルコールランプ持参だったので、失礼して撮影させてもらいました。
手で持ち上げてみると、なるほど軽いこと・・・・これならプリムスに比べて相当軽量化できますね。
とはいえ、周囲に置く衝立なども自作だそうで、私のようなずぼらにはとてもまねできないと思いました。
水場も小屋の奥にあり、この日はポカリばかりを持参しお茶を車に置いてきた私は水場の水を汲んできておにぎりを食べる際のお茶代わりにしました。甘党ではないので甘いポカリばかり飲んでいると、ちょっと嫌になりますから・・。
そして、休憩中は足を休めるために靴を脱いでいたのですが、これが良かったようで下山時の足の疲れがほとんどありませんでした。
おむすびや行動食を頂きながら眺める鞍瀬の頭は、どことなく次郎笈に似ているような気がしました。
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↑小屋の内部も見せてもらいましたが、シュラフや毛布などもあって、寝具を担ぎ上げなくても何とかなりそうです。中もさっぱりとして、居心地良さそうな小屋でした。