東山山頂公園に着いたらしいのはわかったのですが、さて、目の前に見える建物は何なんでしょう?
お寺の門のように見えますが・・・
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↑駐車場に面して門が見えていますが、ここは一体何というお寺なんでしょう?
今まで訪れたことのない場所なので土地勘もありません。
丁度その時、ザックを背負って山歩きされているらしい年配の男性が方が見えたので、声をかけてみました。「このお寺は何というお寺なんでしょう?」するとここは青蓮院というお寺なのだと教えていただきました。
京都トレイルを歩いているのですが、そろそろ16時なので下山しようと思っていることなどを話したところ、その方も今から下山されるので、では一緒に下りましょうかと仰っていただきました。
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プレートの傍には地図もあります。
その時は良く見なかったのですが、京都一周トレイルも記載があります。
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後からこの地図を見て、拡大してみるとどうやらヤブ漕ぎもどきをして歩いてきたルートは合っているようです。それにしてはなんとも不明確なルートだったと思いました。
だいたい、私が迷うところはほかの日とも迷っているらしく、そういところに限って赤テープもあまりなく踏み跡も薄いです。
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その方に続いて下り始めるとすぐに、別のナンバープレートと道標がありました。
京都一周トレイルはここから粟田口というところを目指すらしいですが、今日は時間も時間なので、このまま知恩院方面に下ればよいそうです。ただし、知恩院を通り抜けると拝観料が必要なので円山公園に下ると良いと教えていただきました。
ここから先はトレイルとは関係ない道になります。
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円山公園と書いてあるらしい石柱の後ろにまるでケルンのような石積み、そしてその中に石仏が見えています。
道は明瞭で、あまり迷うことはないと思いましたが、それでも一人で下っていたら知恩院を通り抜けしたかもしれません。
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個々にも石積みと石仏が祀られています。
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一か所展望が開けた場所があって、ちょうど正面に山が見えていました。
この数日前に丁度TVで白洲正子さんの番組をしていて、白洲さんが「比叡山は京都に背中を向けているけど、愛宕山は京都を向いている」と言われていたとか・・・。愛宕山はそれまで意識になかったのですが、今回は新幹線の車窓からもそれらしき姿を探しました。
で、下山途中にも愛宕山ではないかと思える姿が見えたので、同行の方にお尋ねしたら「そうです、愛宕山です」とのことでした。
因みにこの時案内してくださった方は81歳の方でしたが、こうして一人で京都の山を歩かれているということは山歴も相当長い方のようでした。
山の中から、だんだん人里に下ってきて、まずはお堂のような場所まで下ってきました。
続いて立派な料亭のようなお店まで下ってきました。
円山公園まで下ると、同行の方が「良いものがありますよ」と手招きしてくださったので行ってみると坂本龍馬と中岡慎太郎の像でした。
円山公園にこんな銅像があったんですね。
その後も、下り道沿いに「ここは祇園祭の鉾を仕舞ってある倉庫なんですよ」とか教えていただきました。
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八坂神社まで下ってきて、そういえば八坂神社の近くまで何度も来ているのに、お参りしたことがなかったと思い出しお参りします。同行の方も一緒にお参りされましたが、ここから先は塵もわかるとお話し,ここでお礼を言ってお別れしました。
たぶん四国の片田舎からやってきて京都の山を一人でうろうろしていて見るに見かねたのだろうと思いますが、おかげで下山は心強かったです。一人で歩いていると、たまにこういうありがたい出会いがあって、心がほっこりします。
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八坂神社の境内には、提灯などがたくさん吊るされていましたが、これは新年用の飾りつけだったようです。暮れのTVで八坂神社の様子が映し出され、つい最近歩いたばかりだと思うと、とりわけ興味深かったです。
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初詣では人で埋まっている八坂神社も12月20日頃は夕方でもあったからか、人影もまばらです。
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東大路に向いて建っているのは西楼門と言うそうです。
考えてみれば、50年近い昔に哲学の道を歩いた時も、祖母の納骨で母と泊まったホテルもこの辺りだったのに、八坂神社にお参りしませんでした。八坂神社は祇園さんとも呼ばれていて、なので、八坂神社の近くは祇園と呼ばれているんですね。
今まで、あまり知らなかったことも、少しずつ知識として入ってきます。
予約したホテルにはここから歩いて15分ほどでしたが、その前に清水寺付近の骨董屋で買い物をして預かってもらっているものがあるので、、もう一度バスに乗ります。
バス停近くのこのお店で息子夫婦用に輪島塗の雑煮椀を買い求めたのを、山歩きの間持ち歩けないので預かってもらったのです。
お店で荷物を受け取り再びバスに乗って、八坂神社の前まで帰ってきました。
ここからは歩いてホテルに向かいます。
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高瀬川?それとも祇園白川?
夕闇の迫る時間帯もしっとりとした風情があります。
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道沿いの祠の傍にはなぜかチュウサギがじっと立ち尽くしていて、人が通ってもぴくりともしません。
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もう一度、川を渡ったら、ホテルの近くに出ました。
巨大な駅を見、産寧坂の観光客を見、その後は誰も歩いていない山を歩き…一日でいろいろな場所を歩いて、足も頭もお疲れ気味です。
ホテルでゆっくり休むとします。