石段を下ったところで、ミヤマカタバミらしき葉を撮影していると「花が好きなんですか?」とグループの中のおひとりに訊かれたので「そうなんです「と答えると「クリンソウも咲いてますよ」とのこと。
その言葉を聞いて、10秒も経たぬ間に咲いてました。
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↑15年ほど前に北沢峠で初めて見た時は、あまりに派手な色合いと大きさから、これはだれかが栽培種の花を植えているに違いないと勘違いしたほどでした。
数年前にちくさ高原で眺めた時は、何万本という数にも圧倒され、少し興ざめするほどでしたが、このぐらいの感じ咲いていると野草という雰囲気がしますね。
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草丈は80センチほどもあって、下から順番に咲きあがっていくようで、下のほうはすでに果実になりかけています。
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道の傍ら何か所かで小規模な群落を作っていました。
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なおも歩いていくと尾根の基部のような、ところに差し掛かり、見上げるとここにもお墓がたくさん見えました。
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日本生命の慰霊宝塔入り口だそうです。
だんだん人の営みにかかわるものが多くなってきます。
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辺りはモミジの木が多く、中には紅葉しているものもあります。
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植林の狭間を通っている道
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横川への道を進んでいくと、ここもモミジがたくさん・・・
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見上げると、5月というのに、まるで秋の紅葉ですね。
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こんな画像をアップすると、誰だって10月か11月?と思うでしょうね。
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足元には今の季節の花、ツボスミレが一輪…これがなければほんとに秋かと錯覚しそう・・
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枝の先端だけ赤く染まったこんな光景も見られました。
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やがて、一般の墓地の横らしきところを通りますが、周囲にはシカよけのネットが張り巡らされています。
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そして 道の傍らに「恵心堂」の文字が・・・
先ほどお参りしてきた恵心僧都のお堂?
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足を進めてみると、これは青モミジの樹間からお堂の建物が見えてきました。
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恵心僧都はかの源氏物語に「横川の僧都」と書かれている僧都のモデルともいわれているそうです。
源氏物語は学校の教材に出てきたものしか読んでない私は、これは初めて知ったことでした。
でも、比叡山辺りの人たちには常識なんでしょうね。
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初夏の恵心堂の佇まいです。
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恵心堂の近くには自生のものでしょうか、ホオノキの花が咲いていました。
もちろんこれは今年の初見ですが、ホオノキは四国ですと低山では咲いていませんから、比叡山はれっきとした山なんだとあらためて感じました。
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こんな石仏を眺めると、お寺の敷地内だということを感じます。
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横川中堂の駐車場からバスが出ていると聞き、そちらに向かって歩きます。
この頃には見学の人たちも多く歩いています。
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横川鐘楼は貴重な建物なんでしょうね、こんな立札がありました。
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この辺りもやっぱりモミジが多いです。
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駐車場らしき場所が見えてきましたが、ここはバスの発着はしてないようでした。
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バスの発着場所になっている駐車場にはもう少し歩きます。
↑途中で見かけたスミレサイシンとミヤコアオイの葉っぱ。
ミヤコアオイというだけあって、香川にも自生していますが、比叡山には多そうでした。
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これはムロウテンナンショウともまた違うようですが、ちょっと名前がわかりません。
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赤い建物が横川中堂?
今回はお参りはしませんでした。
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道の傍らに、こんな花が・・・
これはもしかしたら去年岡山で見たミヤマヨメナ?
やはりそのようでした。
観光客が通る道沿いに咲いていました。
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道はこんな感じです。
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14時16分、横川中堂の出口を出たところですが、入るには拝観料が必要ですが出る分には必要ないみたいです。
横川中堂も拝観してないことですし・・・
ともかく、今日の歩きはこれでおしまいということですね。
あとは文明の利器を利用して下山します。
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バスが来るはずの駐車場のすぐ傍らに咲いていたモチツツジです。
見頃ですね。
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10分ほど待ったところで、シャトルバスが来ました。
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バスの車窓からはまだ初々しい緑の木々・・・
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バスは15分ほどで根本中堂に着きました。
ここは約15年ぶりぐらいでしょうか。
バスで来ると、すっかり観光客の気分になっていしまいました。
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境内ではちょうど護摩が炊き終えられたところのようでした。
ヒノキの木を燃やすんですね。そのせいか、比叡山にはヒノキの植林が多かったようです。
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以前お参りした根本中堂は保存修理中でしたが、お参りはできました。
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帰りは迷ったのですが、バス一本で京都駅まで行けるというので、バスを利用しました。
ずいぶんな人で、京都市内まで立ち通しでしたが、時折琵琶湖の眺めが見えて気分が良かったです。
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バスは京都市内に下りてきて賀茂川の流れ・・・
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四条河原町周辺は人でごった返していて、渋滞気味です。
坂本行きのきケーブルカーを利用した方が良かったかなと後悔しましたが、後の祭りですね。
日吉大社から歩き始めた時は森閑とした森の中を歩き、最後は喧噪の中へと下ってきました。
槍ヶ岳に静かな飛騨沢コースから登り、最後に観光客であふれている上高地に下った時のことを彷彿させるような歩きでしたが、比叡山の植生の豊富さを知ることができ、ずいぶんと実りのある歩きでした。
最後にこの日、たぶんカキノハグサであろうと思い撮影した株をアップします。
帰宅して画像を比較したところ、やはりカキノハグサのようで、小さいですが花芽も見えています。
自生場所は頭に入りましたので、花の時期に訪れる機会があったら、次回こそ見てみたいですね。
↑カキの葉に似た葉っぱを持つ植物を探しました。
↑花芽が写っている辺りをトリミングしました。