五月の石鎚へ、その7、土小屋に無事下山

この日の石鎚は芝らしく良い天気だったにもかかわらず、連休明け直後だったからか、土小屋への下山路ではほとんど人に会わず、会ったのはドイツ人の若者だけ。

アケボノツツジはその後もしばらく咲いていて、目を楽しませてくれました。

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↑雲一つない素晴らしい青空にアケボノのピンクがなんとも言えません。

こういう色合いを眺めると単純に嬉しくなりますね。

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山頂の小屋の荷揚げはまだ終わらないのか、下山路でもヘリを見かけました。

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振り返る石鎚方面。

シカがまだあまり入ってなくて、ササが綺麗ですね。

石鎚山系を歩くと、青々としたササにも癒されます。

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終盤なのか枝が目立ちますが、固まって咲くアケボノツツジ・・。

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あらら・・・ドイツ人の若者がIさんに追いついたようで、何か話をしています。

そういえばIさんは少し前から英会話を習い始められたそうで、良い練習になるかもしれませんね。

3年ほど前からIさんは年に二度ほど四国を訪れ、主人とともに車遍路をされてるのですが、最近は外国人のお遍路さんも多く、どこかの宿坊のお風呂だったか食堂だったかで、外国人お遍路さんと二人きりになって会話ができず困られたそう…それで一念発起して英会話に通い始めたということを前夜、宿での夕食時にお聞きしたばかりでした。

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アケボノツツジの見事に咲いている場所で、もう一枚、記念撮影。

あ、そういえば、石鎚の山頂ではヘリが飛んで慌ただしかったし、主人がもう土小屋に着いたと電話があって、そそくさと下山を始めたもので、肝心の山頂での記念撮影を忘れてしまってました(^^;)

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弥山、天狗、南尖峰と並んでいるのでしょうか、石鎚は見る場所によって見え方が全然違う山です。

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そろそろ、土小屋の売店などもよく見えるようになってきました。

アップダウンはないですが、この道の下山は結構長く感じるものです。

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登山度傍らに、今年初めて見かけるフモトスミレが咲いていました。

フモトスミレと言っても四国ではかなり標高の高い場所でしか、見かけません。

白い小さなスミレです。

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石鎚のブナにも花が咲いていますね。

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苔むした場所ではワチガイソウが見えてきました。

下るにつれて春が進んでいるようです。

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芽吹きを始めたばかりの立派なブナ・・・

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土小屋まであと1.6キロです。

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今度はトウカイスミレらしきスミレが咲いていました。

花がもう終盤のようで、残念でしたが、ブナ帯に分布するスミレで、高山に行かなければなかなか見ることができず、今回も数年ぶりで見たと思います。

5月10日というと、世間では桜も一か月も前に咲き終わり初夏のような季節ですが、ここ石鎚ではまだまだ春の最中ですね。

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その証拠に、登山道すぐ脇でもまだ小規模ですが雪が残っています。

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石鎚はまだアケボノの季節のようで、ミツバツツジがここまで下ってきて初めて咲いていました。

ミツバツツジはアケボノが終わってから見ごろを迎えます。

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瓶ヶ森方面が良く見渡せる場所を通過します。

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シハイスミレも見かけましたが、まだ咲き始めなのか葉が小さいですね。

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土小屋にかなり近づいた辺りで、崩落個所が一か所ありました。

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これは?
アサノハカエデの葉が展開し始めたところのようです。

花は初めて意識して見ましたが、葉に特徴があります。

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コヨウラクツツジは岩黒山ほど多くないけど、ぽつぽつと見られます。

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ここでも、アサノハカエデの花・・・

花が見られる春と、紅葉の見られる秋がカエデ類の見分けにはいちばん適していますね。

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土小屋まで、あと5分もかからないという場所に差し掛かったら、Iさんとドイツの若者が石鎚山系の外力図を眺めていました。

Iさんは背が高いので、ドイツの若者のほうが小柄に見えます(^^;)

どうやら若者は瓶ヶ森に行きたいと言っているようで、その場所をIさんが教えて差し上げているようでした。

瓶ヶ森はこの場所からも見えているので、あそこですよと私も指さします。

でも、車なら瓶ヶ森まで林道経由で15分ほどですが、歩くとなると2~3時間かかるんじゃないでしょうか?若者は地図も持ってないようでしたが、ヨーロッパアルプスなども歩いた経験があるそうで、脚力や体力は心配なさそうでしたが・・・

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瓶ヶ森へ向かうドイツの若者に別れを告げて、私たちは主人が待つ土小屋へ。

随分早く着いたと思ったら、なんと黒森峠越えの道を走ってきたとか…対向車が一台もなくて良かったけど、ずいぶん山道だったと…主人曰く。あれまぁ、私は黒森峠を越えるようになんて一言も言ってなかったのですが(^^;)

なにはともあれ、山歩き組のIさんと私も、ドライブ組の主人も無事に土小屋まで来ることができて何よりでした。

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下りの石鎚スカイラインも主人が運転してくれたので、車窓から石鎚のまた違った姿を見ることができました。

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さらに少し下ると、こんな形で見えます。

国道33号線に出てからは、私が運転を代わり、道後温泉の宿へと向かいます。

その夜は、もちろん、無事の登山の祝杯をあげました。

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翌朝、宿近くの道後温泉本館まで散策したら、すでに道後温泉本館は営業中でした。

朝早い常連客がいるそうで、朝は7時から営業しているとか。

もちろん、今までに何度か本館のお湯には浸かったことがありますが、そうと知っていたら早早朝宿の温泉に浸かるのをやめて、本館のお湯に浸かっても良かったかな~なんて思いました。

これからも、Iさん、主人、私での山歩きの珍道中・・・機会があれば行ってみたいですね。

去年のミヤマキリシマの咲く九重の山々をIさんに案内していただいたお返しでもある石鎚登山が快晴に恵まれ、Iさんにも喜んでいただいて何よりでした。

Iさんは10年前に奥さんを亡くされていますので、こんな形ででも少しでも楽しい時間を過ごしてもらえたらと思っています。

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