石室越から先は、一度歩いている私がトップを歩くようになりました。
AさんもKさんも石室越から先を歩かれてないとのことで、意外でした。
石室越からは少し下りますが、少し下ると真っ白なあの花が咲いているはず・・・
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↑思った通り、咲いてましたよ。
しかも石鎚をバックに咲いているなんて、出来すぎですね。
5年前の縦走時に、この場所のオオヤマレンゲを初めて見ました。東赤石では赤石山荘の前に咲いているオオヤマレンゲが有名ですが、そのほかにも咲く場所はあるのです。
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真っ白な天女花が、この木だけでも10輪ほども咲いていたでしょうか。
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青空をバックに咲いているオオヤマレンゲってほんとに珍しい・・・
なんといっても梅雨時の花ですから、ガスや雨の中で咲いていることが多いのです。
そして、ガスが似合う花でもあるので、こんな青空バックに咲いていると、違和感があると言ったら怒られそうですね。(^^;)
縦走中なのも忘れて、水分補給もかねてこの時とばかり5分以上は撮影していたでしょう。
撮影を終えようとしていたら、ご夫婦連れの方がやってこられました。「これがオオヤマレンゲなんですか?」と言われたので、この花をご存じなかったようです。これから西赤石まで行って引き返してきますというので、驚きました。健脚なご夫婦ですね。西赤石まで行ったら、日浦に下山した方がよっぽど早いですが、車か何かをデポしてないと縦走は無理ですから・・・
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オオヤマレンゲに別れを告げて、再び西へと歩き始めると樹間から前赤石らしき山頂が見えてきました。
5年前の縦走では、この辺りずっと雨とガスの中を歩いたし、一昨年の縦走ではこの先で強い風と雨で阻まれて撤退したので、この先の光景をちゃんと見るのはこれが初めてなのです。
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前赤石って東から見ると、こんな形をしていたんですね。
この頃から男性陣のAさんとKさんには「前赤石を登ってこられるといいですよ」とお勧めしました。
実は私とPさんも数年前に西側から前赤石に一度登っているのですが、途中に岩場があって西側からなら何とか登れますが、東側からだと岩場を下るようになり、鎖もロープもないので、これは私たち女性陣の力量では無理です。
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振り返って眺める赤星方面。
相変わらずガスが良い感じで浮かんでますが、長い尾根が北側に伸びてますね。
別子ダムのダム湖が見えてきました。
5年前もガスガスだったのですが、このダム湖だけがいきなり見えて、「山中に池がある」と驚いたものでした。
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Aさんとそれまでにも「クロソヨゴの木ですね」と言ってたのですが、Aさんが花が咲いてますよと教えてくれました。クロソヨゴの花を見るのもずいぶん久しぶりのような?
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前赤石と登山道・・・
この辺りは、結構、登山道がはっきりしています。
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13時22分、トラバース道から前赤石への直登道のような踏み跡がありました。
数年前に来た時はロープが垂らしてあったと思うのですが、今回はロープは見えませんでした。
AさんとKさんなら大丈夫、行ってらっしゃい・・・・私たちはトラバース道を歩きますが、前赤石の尾根の基部で再びお会いしましょう。
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あっという間に登っていかれるお二人を見送ったら、私たちはトラバース道へ。
正面に稜線が見えてますが、トラバース道と言っても楽々歩ける道と言うわけではありません。
お二人が登って行かれた前赤石の山頂方面はトラバース道から見上げるとまるで断崖絶壁のようでした。
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振り返ると、この道を初めて歩かれるのはYさんだけかな?
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前を見ると、石鎚、瓶、笹ヶ峰など四国の名だたる山が見えています。
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タカネバラもところどころで咲いていて、タカネバラの後ろのマツはゴヨウマツみたいですね。
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シコクギボウシもいっぱい見えていますが、シコクギボウシの見ごろは7月半ばなので、残念ながら咲いている花には会えませんでした。
いつも思いますが、一度の登りで何もかもには会えないのですね。
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西赤石も綺麗に見えてきましたね。
ここから西赤石を眺める機会はめったにありません。
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ここにも可憐なイワキンバイ・・・
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青空をバックに歩いてこられるメンバーの方たち・・
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ゴヨウマツの松ぼっくりでしょうか?
初めて見たような?
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↑こんなところも歩きますので、気は抜けません。
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橄欖岩にもたれかかるように咲いているタカネバラ・・・
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またまた石鎚山系をバックに咲いているタカネバラが出てきました。
ほんと、いい場所に咲いてますね。
いちばん奥に霞んだように見えているのが石鎚です。
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花と美女・・・(^^;)
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トラバース道は岩のテラスという雰囲気もあります。
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こんなところにもキバナノコマノツメが咲いていました。
上の前赤石の稜線にはキバナノコマノツメもユキワリソウもたくさん咲いているはず・・・
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三番手を歩かれるYさんとしんがりのPさん。
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ここまでやってきて、記憶が蘇りました。
そう、5年前にここでそのまま上に登ってしまい、15分ほどタイムロスしました。
あのときはガスがひどくて、5m先も見えるか見えないかという状態だったし、初めてのコースだったので、仕方なかったんですね。
Rさんのご主人にGPSで確認してもらってどうやら間違っているらしいと気づき、元に戻ったのでした。
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正しいルートには、道標代わりに、テープの巻いてある石が一つ置いてありました。
ここを越えると、あとは前赤石の尾根の基部まですぐです。
13時45分ごろ、尾根の基部までやってきました。
AさんとKさんは、ここに下ってくるはずなので、少し待ちます。
上のほうで何やら声も聞こえてきたので「お~~い」と呼んでみると返事がありました。
私たちに2分ほど遅れて男性陣お2人が合流しました。
あの岩場を下られたのですから大したものですね。さすがに男の人は違うと思いました。
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この錆びた道標は以前も気にかかったのですが・・・
前赤石への尾根の基部を越えると、途端に橄欖岩がなくなり植生ががらりと変わります。
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ヤマブドウに葉っぱもあります。
物住頭までは緩い登りですが、西日に向かって歩くので、ちょっと暑いですね。
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13時57分、物住頭までやってきました。
ここはピークというよりも、通過点という雰囲気の場所です。