ガンピ

5月はほぼ里山ばかりを3座歩きました。

そのすべての山で見かけたのがガンピです。それもかなりの数が自生していました。

もちろん今までにもガンピの花は見たことは合ったのですが5月に低山を歩くことが最近減っているのでこれほど里山に多い樹木とは思っていませんでした。

里山と言っても香川の里山だけなのかもしれませんが・・・

学名はDiplomorpha sikokianaなんですね。sikokianaとつくものはいくつかありますが、やはり四国に多いと考えてよいのでしょうか。

和紙の材料としてミツマタ、コウゾ、ガンピとは子供の頃教わりましたが、その何れも子供の頃には見たことのない樹木でした。ミツマタは香川の里山では見かけないし、コウゾも里山で見た覚えがありません。でもガンピだけはこんなに身近にあったんですね。

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花は緑の花とばかり思いこんでいましたが、咲き進むと黄色くなるようです。

ジンチョウゲ科の花で花のように見えるのは咢だそうです。

筒状の咢なので筒咢というそうです。花弁は退化してないとか・・・

P51519955月15日の登った山では山頂にいっぱい咲いていました。

P5151959これは咲きはじめて間もないのか緑色に見えるでしょう?

緑色の花って神秘的な感じがして、園芸種でも緑の花があるとつい買ってしまいます。

P51519605月5日の山ではまだ蕾だったので見られてうれしかったです。

P5151958低い山の痩せ地に生育すると言われるとありました。

確かに香川の里山は痩せ地の山が多いですが、それがガンピの生育に適しているようです。

検索では「樹皮の繊維は強く雁皮紙の原料とされ、奈良時代ぐらいから和紙として作られているという。雁皮紙は光沢があり丈夫で、虫害にも強く高級和紙とされる。古くは斐紙と呼ばれ正倉院文書、延喜式にその名がみられるという。
  紙の原料として重要なガンピであるが栽培は難しく山取りのものを利用したから、こどもが小遣い稼ぎに山に入ってガンピの枝を採集したという話を聞いたことがある。樹形の特徴からガンピの木を見つけるのは容易だったという。」とありました。

これも確かに、葉や樹形から覚えやすい木だと思います。

P5182267樹高は低いですが、四方八方に枝を広げています。

P5182254日陰になる場所ではまだ蕾ばかりの株もありましたので、6月初めでも花が見られそうですね。

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