少し下っていくと、待望のキレンゲショウマが咲いていました。
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レモン色のキレンゲショウマは草丈も剣山のは2mほどもあり、花も大きいので見ごたえがあります。
私が最初に剣山のキレンゲショウマを見たのは2001年のことだったと思いますが、宮尾登美子さんの「天涯の花」で一躍有名になって、たくさんの人が見に来られていました。
その頃はネットも張ってなくて、シカにもまだあまり食べられてなかった時で、それは見事だったです。
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横から眺めると、蕾もたくさんありますね。
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マルハナバチ?
ハチが花の中に入ったり出たりしています。
これで受粉するんですね。
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キレンゲショウマは花期の長い花で、剣山では7月下旬から8月のお盆が過ぎてもまだ咲いていると思います。
一つ一つの花は花が終わると、下に落ちるので、全体的にはいつ見ても蕾と咲いている花しか見えないので、綺麗です。シベだけが残っているのが終わった花で、この後、果実ができます。
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正面から見る花。
シベも黄色です。
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山歩き専門のエントツ山さんも、この日ばかりは花画像を熱心に撮影されてますね。
四国の山仲間が見たら、きっと驚く姿です。
キレンゲショウマの大きさもよくわかると思います。
無粋なネットが見えますが、ネットが張られるようになってからでも15年ほどになります。その甲斐あって、ここまで見事に復活したんですね。
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深い森をバックにこんな美しい花が咲くんです。
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アキチョウジも咲きはじめています。
そうでした、アキチョウジもここ剣山で初めて見て,初めて名前を知った花です。
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ツルギハナウドが早くもここでは終盤のようです。
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キレンゲショウマに混じって、ギンバイソウも見えます。
剣山のギンバイソウはピンク色で、華やかでした。
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これも剣山にキレンゲショウマを見に来て初めて見たヒナノウスツボ。
コンデジではピントが合い難く、一眼カメラを買うきっかけにもなった花です。
隣で、Aさんの息子さんもコンデジで苦戦しながら撮影されてましたが、そのうち綺麗に撮れたようです。最近のコンデジは性能も良くなったのかな?
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もう少し進んで、祠のある場所にやってきました。
ここでもキツリフネが咲いてます。
今日は黄色い花が多いかな・・・・
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まだお昼には早いですが、行動食で持ってきたパイナップルを皆さんに食べてもらいました。
少し休憩したところで、この日のコースはここから一ノ森に行く予定ですが、Aさんは行場の道をまだ進んで入り口の方の群落を見に行かれるそうです。私も見てみたいのですが、そうするとまた元の場所まで引き返すのが時間がかかります。結局、健脚のAさんとエントツ山さんのお二人だけ群落を見に行かれることに・・・・私とRさん、Aさんの息子さんは、このまま一ノ森への道を進むことにします。
お二人は歩くのが速いので、そのうち追いつかれることでしょう。
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祠のところでは、コカラマツもありましたが、この株は開花してませんね。
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私たち三人は11時ちょうどに、一ノ森方面への分岐を通過します。
この辺りはガスがいちばん濃かったところです。
行場辺りは、私が訪れたときはほぼ毎回、こんな風にガスが立ち込めています。
このガスのおかげで空中湿度を好むキレンゲショウマが育つのですね。
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幽玄の森という言葉がぴったりですね。
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石灰岩の向こうでガスに浮かぶ木々・・・・
陳腐な表現ですが、幻想的です。