白髪山から三嶺に登る、その4、稜線はガスガス

9時39分、道標が出てきました。

これが主稜線に合流した場所に立っている道標ですね。

つまり白髪の分かれということのようです。

向こうに向いている矢印が白髪山の方向です。

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道標には剣山へ12,5km、三嶺へ4,5kmと書いてあります。

つまり、剣山から三嶺には17キロもあるわけですが、この日は剣山から歩いてきたと仰る方に何人もお会いしました。

そして、この道標付近でこの日初めて、ほかの登山者の方たちとすれ違ったのでした。

私はてっきり、その方たちはピストンだと思って「お早いですね」と話しかけたところ、前夜は三嶺の小屋で泊まりましたという方でした。

前回登った時にはすれ違った人はほぼいなかったと思うのに、今回はたくさんの方たちとすれ違い、そのほとんどが剣山から縦走された人たちでした。それも若い人が多かったです。

私たちがお会いした若い方も、三嶺山頂付近でテント泊されたそうですが、ものすごい風だったそうです。しかし、そのご褒美なのか、山頂には霧氷がしっかりついてますとのこと。

それを聞いて、Aさんが嬉しそうな顔をされました。

まぁ、展望はないし、紅葉はしてないし、花ももう終わっているとなれば、あとは楽しみは霧氷だけですね。

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↑10年前に白髪の分かれ付近から眺めた光景です。

晴れていたら、こんな眺めが見えるはずなのに・・・・・あいにくとガスガスです。

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↑そのガスガスの中を歩くと、ツツジの木と思われる木々が続いています。

確か日本百名山の放送でもツツジの稜線が紹介されていたような気がします。

もし次回があるとすればツツジの時期に歩いてみたい・・・・

ここに咲くのはたぶんツルギミツバツツジだと思います。

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それにしてもシカに食べられて痛々しい眺めです。

画像ではわかりにくいですが、ここにはシコクブシの株が見えています。

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いよいよ白髪の分かれからの急下りにかかりました。

この急下りは記憶に残っていました。

Aさんが止まって何か撮影されていたので、何かと思ったら、オトギリソウの紅葉でした。

綺麗な草紅葉ですね。

ガスとあってはほかに撮影するものがないので、この草紅葉は良い被写体です。

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青々とした苔との対比が美しかったです。

この辺りから、強風が吹き抜けるかと予想していたのですが、白髪山山頂ほど強くなくて助かりました。

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ナナカマドの赤い実は綺麗なのですが、傷んだ葉があまり美しくなくて残念です。

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こちらのカマツカに至っては、葉もまだ青いままです。

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こんな寒い日に咲いているバライチゴの花

何か異様な感じを受けました。

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10時16分、急坂を下りきりました。

たぶんここが韮生越ですね。

Rさんだったか、鐘を打ち鳴らしたところ、結構、良く響きました。

クマ避けの鐘?

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↑この後、道の傍らで今度は赤い実の苔を見かけました。

アカミゴケというものでしょうか。たまに見かけます。

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ガスが深くて、5m先も見えない状態になります。

この辺りから眺める三嶺をいちばんの楽しみにここまで来たのに・・・・

私は言い出しっぺなので、まだ仕方ないにしても、同行して下さったAさんやRさんに申し訳ない・・・・何とか天候回復して10分でもいいから展望が望めたらな~などと考えながら登ります。

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↑ここはカヤハゲの山頂かな?

10時31分、カヤハゲに到着です。

ここで休憩するかと思いましたが、風を避ける場所もないからか、Aさんはそのまま進まれるようです。

ここからは鞍部まで下りになります。

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道の傍らに今度はシカの頭蓋骨。

以前、徳島側から三嶺に登った時にはシカの死骸を見ましたが、それだけシカが多いということのようです。

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ここからは三嶺の姿がば~んと見えるはずですが、ガスで見えず、見えるのは山裾のほんの一部だけです。

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少しガスが晴れかけたので、晴れるのを期待して立ち尽くすAさん

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少し待っても、やはりこれ以上晴れそうもないですね。

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手前の木々はダケカンバのようです。

10年前は綺麗に紅葉していたのに、今年は紅葉もずいぶん遅れています。

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たまに、登山道から外れた辺りで、赤く染まったカエデを見かけましたが・・・・

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道はいよいよ三嶺への登りとなってきました。

こんな針葉樹林の中の登りだったんですね。

すっかり記憶が飛んでいました。

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