前回の記事で書き忘れましたが、途中、陽射しを遮ってくれる樹林に入ったところで、ようやくまともなお昼休憩を取りました。
yamapの記録を見ると、13時34分から30分間、お昼休憩を取ったようです。
その後再び歩き始めて・・・・
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↑14時14分、ずいぶん久しぶりの西冠お花畑らしきところに到着しました。
ここが本日の目的地だったわけですが、お花畑というにはあまりに楚々とした小さな花がまばらに咲いていました。
特にキバナノコマノツメの数がすごく少なくてびっくりしました。
以前来た時はもっと咲いていたと思うのですが・・・・訪問の時期が早かったのでしょうか。
調べたら以前は2009年の5月末に来ていました。
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↑2009年5月31日撮影の西冠お花畑です。
キバナノコマノツメがたくさん咲いていました。
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↑翻って、今年の5月22日撮影のお花畑です。
3種類の花が同時に写せる場所は一か所だけでした。
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ユキワリソウだけは辛うじてまずまずの株があります。
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笹の中で咲いているイワカガミ・・・・
ここが本日の目的というにはちょっと寂しかったですが、それでもここに至る過程が素晴らしかったので、それも良しということでしょうか。
皆で思い思いに撮影したら、下山にかかります。
以前来た時はついでに西ノ冠岳山頂まで登ったのですが、今回は山頂はパスする代わりに石鎚三角点に行こうという話になりました。AさんとRさんという三角点ハンターが2人もいらっしゃるので、三角点は外さないだろうなと思ってましたが、三角点にはあまり興味のない私は分岐でお昼寝でもして待ってようかななどと思っていたのです。
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引き返す途中で見たフモトスミレ一輪。
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気持ちの良い笹原を三角点分岐へと引き返します。
その間、Iさんにシャクナゲが綺麗に咲いているんだから三角点にも一緒に行きましょうよと言われ、登って見ようかなという気持ちに変わってきました。
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↑因みにこの日歩いたログです。
三角点への分岐は弥山と西ノ冠岳の間の縦走路途中にあります。
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笹の斜面を直登し始めるエントツ山さん。
気が変わった私も登り始めますが、エントツ山さんに「ころころとよく気が変わるね」と言われました。(^^;)
でも、この笹の急斜面を15分登るのだから、三角点に興味のない人間にはちょっときついのですね。
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必死で笹漕ぎして14時54分、稜線に出ました。
お~、石鎚があんなふうに見えるの??
綺麗なシャクナゲが前景になり、これはなかなか素敵な眺めです。
三角点はそこから西へと少し歩いたところにあるそうです。
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↑稜線付近は綺麗なシャクナゲがいっぱい・・・
しんどくても登ってきて良かった・・・・
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この日のメンバー6人で三角点の標石にタッチ。
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三角点のあるちょっとしたピークには「東ノ冠岳」という山頂表示が吊るしてありました。
そうか、ここはちゃんと名前のあるピークなんですね。
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再び、石鎚が見える場所へと引き返します。
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↑この日の女性メンバー4人を石鎚をバックにエントツ山さんが撮影してくださいました。
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最後に自分でも石鎚を撮影したら、今度こそ下山ですね。
時刻は15時5分。
この日は楽しくて、時間はあまり気にしてなかったのですが、今から下山するというにはちょっと遅い時間です。
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まだ歩いたことのない二ノ森や鞍瀬の頭方面もいい感じに見えていて、そのうちいつかはきっとあのピークも踏もうと強く心に誓いながらいざ下山。
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たまたまトップを下っていたのは私で、振り返るとこんな感じに下ります。
それにしても午後に入っても素晴らしい青空で、雲一つないですね。
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三角点分岐迄下ったら、まずは弥山方面へと引き返します。
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道中眺める石鎚は、まるで岩の要塞??
日本百名山というTV番組で荒船山というまるで巨大な船を思わせる山を見たことがありますが、あれと似てますね。
石鎚ほど見る場所によって姿を変える山はないと、学生時代の山生が話してましたが、まさにその通りです。
弥山への分岐まで帰る直前に休憩を少し入れました。
この日は暑かったので、水分を少ししか持参してなかった人は水分不足で苦労したようです。
私もその前の雲早山が寒かったので、ポットにお湯を詰めてきたし、娘が母の日に買ってくれた山用のケトル迄持参したのですが必要なかったです。
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15時39分、いつもの鉄の桟道迄戻ってきました。
アケボノがまだ綺麗に咲いていますね。
お昼ごろはたくさんの人が歩いていた桟道もこの時刻になるとほとんどいなくて、静かなものでした。
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すっかり翳になってしまった南壁を見上げます。
東稜を登ってきたので、朝にこの眺めを見ることはなかったのでした。
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下っているのは私たちのパーティーのみ。
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途中、Aさんがミソサザイがいるよと教えてくれましたので撮影しましたが、お顔が見えませんでした。鳴き声が素晴らしい小さな鳥ですが、石鎚周辺では何度か見ています。
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群落で咲いてたエンレイソウ。
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15時53分、二ノ鳥居下を通過します。
ここは表参道と土小屋コースの分岐になっています。
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もうすっかり黄昏た雰囲気の岩壁に、ぽつぽつとアケボノのピンクが見えてますが、さすがに色に華やかさがありません。
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連休頃に、ルンゼのどこかで崩落があって登山道が崩れたと聞いてましたが、この日はもう綺麗に補修が済んでいました。さすがに百名山だけあって、補修もあっという間に終わるようです。
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下る途中もイシヅチザクラが1株。
夕方にかかり、色合いがもう出せません。
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ナツトウダイは今から咲くのかな?
この後、Aさんが珍しく足が攣ったり、山歩き歴の短いNさんの歩き方がどうもおかしかったりで、さすがに長丁場の歩きではいろいろなことが起こります。
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嬉しかったのはヤマシャクが咲き残っていたことですが、2009年に歩いた時は登山道周辺でたくさん咲いていたのに、望遠でなければ写せないような場所にしか見られませんでした。
そういえば、この辺りの登山でも以前はキバナノコマノツメが咲いていたはずなんですが・・・
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まだ初々しいニワトコの花・・・
石鎚は5月下旬でもまだ春なんですね。
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尾根を乗っ越して西側に出たら、まだ日が高くて驚きました。
↑ミツバツツジを愛でるエントツ山さん・・・
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夕日の中で輝く姿を一眼カメラで写しておいてと言われて、慌てて撮影しますが、その時の色合いがなかなか出ませんね。
これはやはり、肉眼で見た印象を胸に焼き付けるしかないようです。
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帰りの道中でもフモトスミレが可愛く咲いていました。
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シハイスミレもまだ咲いていて、山登りするものは何度も春を感じることができます。
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最後に、登山道わきで見かけたミズナラの幼木を撮影したら、その後はもうカメラのシャッターを切ることはなかったようです。
この日は東稜コースのあまりのすばらしさにシャッターを切りすぎて、帰りは集中力が切れてしまったようです。
車を置いた国民宿舎のところまで帰ったのは17時44分のことでした。
まだ明るかったですが、これほど遅い下山は久しぶりかな?
この日は岩黒山にテント泊されるというエントツ山さんや高知に代えられるAさんに別れを告げて、私たち女性メンバーも車二台で帰途に就きました。
ところが、この日はいろいろと想定外のことが起きる日だったようで、土小屋を出てすぐにAさんから電話がかかってきました。Aさんの話では朝に通行したばかりの瓶ヶ森林道が伊予富士の下あたりで崩落して通行できないとのことです。
そこで急遽、よさこい峠から下り長沢ダム経由で帰ることにして、先を走っているIさんにも電話連絡を入れました。
時間は20分ほど余分にかかりますが、仕方ないですね。
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思いがけずも数年前に筒上に登った時に通った名野川登山口など見ながらくねくね道を下ります。
↑Iさんが車を停めていたので何かと思えば、大瀧の滝なのでした。
これを撮影したのが最後で、後は薄暗くなりかけた道を長々と下り、帰宅は21時を回っていました。
高松のRさんは帰宅が22時になったそうです。
朝は自宅を4時半ごろ出発し、帰宅が21時ですから、ここ数年ではいちばん長い日帰りの山旅でした。
昔はちょくちょく石鎚方面に通い、毎週のように通ったこともありましたが、さすがに年を取ると石鎚まで遠く感じるようになりました。
とはいえ、まだまだ綺麗な笹原の残っている石鎚山系ですから、これからも機会を見つけては石鎚方面に足を伸ばしたいものです。
案内して下さったエントツ山さんとAさんには感謝の気持ちでいっぱいです。
なお、長丁場歩きで山が嫌いになっていないかとちょっと心配していたNさんは、この時の山行がとても楽しかったと喜んでいたそうで(by Iさん)良かった良かった。