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2020-10-08

10月上旬の県境散策で、アケボノソウ、キササゲ、モミジバカラスウリの果実

9月上旬に入院し、3度目の手術を受けました。

今回の手術は今まででいちばんワタシ的には軽い手術でした。なので、退院した後も体調も良く、いろいろと家事も庭仕事もこなしています。ただ、ヘルニアの心配があるので、主治医にはまだハードな山歩きは控えるようにと言われています。

なので、しばらくは軽い歩きの散策とドライブ散策がメインになります。

10月6日は病院行きの日でしたが、診察が早く終わったのと、願ってもない青空が広がりましたので、昼前から標高1000mの山地を目指して車を走らせました。

いろいろと見たい花が咲いているはずです。

道中でもいろいろと見かけましたが、いちばん見たかったのはアサマリンドウとアケボノソウでした。

アケボノソウは去年も体調の思わしくない時期に見に来たのですが、株がなくなってしまっていて、ずいぶんがっかりしたことでした。今回の退院後すぐに愛媛の山地ドライブをした時も、実はアケボノソウが見られるかと思ったのですが、いつも咲いている道が通行止めになっていて見られなかったのです。

さて、去年は株がなくなっていた場所、今年はどうでしょうか?

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嬉しいことに咲いていてくれました。

野草散策を始めてから20年近くになりますが、アケボノソウ、アサマリンドウ、ツルニンジンは秋には絶対見ておきたい花なのです。

アケボノソウは二年草なので、去年見られずとも種がこぼれて翌年に見られるということがあります。

その予感が当たりました。

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この場所は10年以上前にたまたま見つけた場所で、徳島や高知に行けばいくらでも見られる花ですが、香川に住んでいる私が気軽に見に来られる場所はこの辺りしかありません。

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↑ちょっとピントが甘いですがパンケーキレンズで撮影しました。

いつものことですが、緑色の丸い模様の蜜腺の部分にアリが蜜を舐めに来ています。

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後ろの花にしかピントが合ってませんが、こちらの画像の方がより鮮明でしょうか。

ほんとはすっと伸びた草姿を撮りたかったのですが、ヤブマメに絡みつかれてしまいほぼ倒れそうになっていた株です。

後ろの方にもう1株見えていましたが、そちらはもう花は終わっていたようでした。

よく見ると、ほんとに綺麗な花だと思います。

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今年も何とかアケボノソウの花を見られたことに感謝です。

去年は9月25日に県境散策に来たのですが、その頃は絶不調でたまたまその日だけ体調が良かったので来てみたのでした。それから比べると、今の私はずいぶん元気になったものだな~と思います。

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去年も眺めたノササゲの花。

これだけは毎年、同じ場所で見ることができます。

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ただノササゲの紫色の綺麗な豆果をここ数年見ていません。

時期を少しずらして、綺麗な豆果も見てみたいものです。

代わりと言っては何ですが、こんな果実を見かけました。

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今まではキカラスウリとばかり思いこんでいたのですが、葉が切れ込みがあるのでモミジバカラスウリのようですね。

検索すると紀伊半島以西、四国、九州に分布するようです。

種子の形はどんなのでしょうね。

コメント

こんにちは。アケボノソウが見られて良かったですね。当地では去年初めて開花を確認しましたが、今年は姿が見えません。2年草なので来年見られるかどうか気になるところです。

多摩NTの住人様、こんばんは。
アケボノソウ、そちらでは今年は見られませんでしたか?
去年の当地と同じですね。
でも、アケボノソウは細かい種がいっぱいできあすので、種を落として
小さなロゼットを作っている可能性が大きいです。
花友さんが種をまいて育てたロゼットを下さいましたが、まだ草丈3センチぐらいです。
来年はちゃんと咲いてくれて再会できるとよいですね。

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