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2021-06-17

2021年のマドの天狗~寒峰周回、その6、西寒峰へ

結局、寒峰に着いたのは3年前よりもまだ5分遅れていたようです。

尾根に乗るのに時間がかかったのでしょうね。

Pさんに山頂からラインしたら、返信がありました。いろいろと花を見つけておいてくれたようです。

あまりPさんを待たせては気の毒なので、そろそろ下山しましょうか。

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行く手に見えているのはたぶん土佐矢筈とか梶ヶ森だったと思いました。

ここからは普通の登山道なので、道ははっきりしています。

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ちょっと下っただけで、西寒峰が見えてきました。

樹林におおわれているのがそうです。

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登山道を下っていると、あれ?今までの道と道が変わっている・・・

Aさんがフクジュソウを見に、早春に来られた時にはすでに道が変わっていたそうです。

今まではアップダウンのある道を大ブナなどの横を通りながら歩いたのですが・・・・・

今度は平坦地を歩くようになっていて、この方が楽といえば楽です。

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それでもAさんは登山道を逸れて、大ブナのところまで見に行かれてました。

私たちと比べて身軽に動かれます。

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見上げる空に感じの良い雲。

とても梅雨の最中とは思えないような空です。

それに山頂に至る登りでも山頂でも、風が涼しくて、暑さは感じませんでした。

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普通は早春のフクジュソウの時しか、人が来ない山ですが、ブナの若葉の季節も良いものです。

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寒峰峠まで下ってくると、イケマがツルを伸ばしていました。

これまた3年前の夏にPさんと登った時にイケマの花がたくさん咲いていたのを思い出します。

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寒峰峠と言われる鞍部迄下ってきました。

3年前の周回の時は、この鞍部から道のないところを無理やり西寒峰に這い上がったのでしたが・・・

今回はそれも大変なので、登山道をもう少し下って、尾根道を行こうということになりました。

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再び森に入りかけたら、フクジュソウの株が見えました。

この辺りが早春にフクジュソウが咲く、上の自生地ということですね。

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Aさんが目ざとくラショウモンカズラも見つけてくれました。

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少しですがユキザサも咲いてます。

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3年前の夏にはすでに果実になっていたオオキヌタソウの花が咲いていました。

株はあちこちで何度か見ていますが、花を見たのは初めてです。

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かなり大きくて、草丈50㎝は完全に超えています。

緑の花ということで、ルイヨウボタンの花などと相通じるシックな花でした。

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辺りにはニリンソウも咲いていて、この辺りはちょっとしたお花畑なんですね。

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15時44分、登山道から逸れて西寒峰への尾根道に入ります。

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尾根にもまずまず大きなブナの木が・・・・

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15時52分、西寒峰山頂と思われる場所に着きました。

ここには山頂標識も何もありません。

こんなマイナーな場所に、なんと私は過去3回も来ているんです(^^;)

少しだけ水分補給をしたら、いよいよ最後の下りにかかる予定です。

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