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2021-06-01

二度目も花いっぱいの雲早~高丸縦走、その4、カタクリも咲いてる

山頂でいったん晴れかかったのですが、それは束の間の青空だったようで、歩き始めた稜線はまたまたガスが漂い始めました。

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そのガスの中でミツバツツジの赤紫の色だけが浮かび上がっています。

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谷を見下ろすと、標高の低い場所ではガスも見えないようですが、山では標高1500mぐらい以上がガスっていることはままあります。

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稜線から谷へ身を乗り出すように咲いているミツバツツジ。

この色はたぶんアワノミツバツツジだと思いますが、Aさんの話では数日前が素晴らしく見事だったそうです。

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大盤振舞で咲いているイシヅチテンナンショウ。

テンナンショウの仲間の中ではずいぶんお洒落ででシックな花だと思います。

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11時3分、雲早山の登山口から稜線に出たところにあるパラボラアンテナのところを通過しました。

ここから西に向かうのはこれが3度目になります。

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大きなブナに、今度はアオベンケイが着生していて、これも覚えがありました。

でもアオベンケイの花の頃には一度も来たことがないですね。

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苔生したブナの木の股で心地よさそうにしているアオベンケイの小さな株たち。

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足元に目をやれば、そこにはワチガイソウが群れ咲いていました。

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この辺りはずいぶん平坦な林になっていて、こういうところだとかなりの速さで歩けるのですが・・・・

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同じテンナンショウの仲間でも今度はミツバテンナンショウヶありました。

これは石鎚山系でも徳島の山でもよく見かけます。

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そして、5月半ばというのに、まだ綺麗に咲いているアセビも・・・・

アセビのトンネル状態のところも通ります。

今年は実によくアセビを見ました。

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アセビの新芽とアワミツバツツジ

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そして、縦走路のシャクナゲが出てきました。

この縦走が楽しいのは、縦走路にもたくさんのシャクナゲが咲くことです。

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シャクナゲ尾根のシャクナゲと違い、すぐ横で咲いていて、見上げなくても花がよく見えるのが素晴らしいです。

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これはウスバサイシン?

この仲間は素人には同定が難しいです。

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そして・・・・先ほどからカタクリがところどころで咲いていたのですが、カタクリらしくそっくり返った花がようやく出てきました。

中の模様がちゃんと写せます。

岡山の毛無山で咲いているのが見られなかったのですが、この日は天気は悪かったのですが、気温が高めだったので気温で咲いたような感じです。

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ピンクの濃淡で咲いているシャクナゲ・・・・

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ちょっと淡いピンクの花ですが、水滴をまとってなんとも美しい・・・

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縦走路の両側にシャクナゲやミツバツツジが咲いていて、まさに花街道です。

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かなり大きな株のミツバツツジも見受けられました。

この頃になると山じいさんはトップで足早に歩いていて、その後を撮影に余念のないAさんと私が着いていくというパターンになってきました。

皆、自分が良いと思う被写体が出てきたら、そこは熱心に撮るというスタイルです。

でも、明らかに7年前より速いペースで歩いてるかな?

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