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2021-06-22

大山一ノ沢、その2、アカモノとウラジロハナヒリノキ

堰堤を越えて少し登ったところで、最初の水分補給のために少し休憩しました。

大山は夏場はとても暑い山で、この日は朝方は寒いぐらいでしたが、木陰がないので水分補給を早めにしておかないと熱中症などになったら大変です。

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5月の初めに銅山越を歩いた時もツガザクラは咲いていたものの、さすがにアカモノは咲いてなかったので、これが今季初見のアカモノでした。

ただ、足場の良い場所とは到底言えず、普段なら這いつくばって撮影したりする小さな花ですが、そんな余裕はなく、上からぱしゃっと撮影しただけです。

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この辺りはそれほど危険ではないけど、とりあえず道のない急斜面をなるべく登りやすいところを探しながら登るという感じです。

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振り返ると、かなりの急斜面で、よくまぁ、こんなところを登ってきたな~と、この辺りでも感じました。

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足元にピンクのダイセンクワガタと思ったら、ヒメハギの花が咲いていたのでした。

里山では3月に見かける花ですが、ここでは6月の花なんですね。

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車道辺りではもう満開だったタニウツギの花がここではまだ蕾が多いです。

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相変わらずの急勾配を登ります。

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目の前に可愛いダイセンクワガタの花が咲いていました。

高度を上げるにつれ、初々しい花になります。

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そして、四国では見られないレンゲツツジのオレンジ色の花も咲いてます。

これも樹高30センチとか50センチぐらいで咲いてます。

横にはアカモノの群生。

レンゲツツジは5月に本州をドライブしていると、よく見かけますね。

毒性の樹木で、確か牛もこれを食べないと書いてあったと思います。

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中腰で何かをしきりに撮影されているAさん。

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やはり四国では咲かないレンゲツツジを撮影されてましたね。

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私の方はシロバナニガナを見かけたので、これを撮影します。

四国の山でもいっぱい咲くけど、好きな花です。

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稜線が近くに見えてきて、稜線の真下はものすごい急勾配です。

こんなところを滑落したらひとたまりもありません。

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踏ん張って登って行かれるRさん。

一ノ沢の右岸の草つきを目指しているようです。

あそこに登山道があるからとエントツ山さん・・・・

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私の方はRさんより10mほど下で草つきに出ることにしました。

出たはいいけど、藪です。

特に撮影はしてませんが、クサボタンもたくさん見かけました。

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10mほど上をRさんが登っています。

道があるようには見えないけど、少し左によると、藪に覆われているけど、確かに道があります。

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私の後ろを歩かれているAさんのすぐ前に、赤い手袋?か何かを木に結んであって、どうやらこれが登山道への目印?

Aさんの背後に見える樹海がすごいです。

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本来は樹高が結構高くなるヤマボウシが、目の高さより下で咲いていて、なんだか変な感じです。

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ナナカマドも咲いているけど、高さは低いですね。

きっと風が吹きつけるので、大きくなれないんでしょうね。

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登山道に出てから10分も経たないうちに、上から下りてきた方とすれ違いました。

すれ違える場所で良かったけど、笹薮がひどくて、場所によったらすれ違うことも難儀したかもしれません。

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それまでも花の終わったイワカガミを見てはいましたが、ここで初めて咲いているイワカガミが出てきました。

イワカガミも今年の初見でした。

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標高の高い場所ですが、ミヤマキンポウゲではなく、ウマノアシガタと判断したという記事を見つけました。大山の植物調査の結果だそうです。

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先ほどからツツジの仲間みたいな低い木があって、それに花が咲いている株がありました。

スノキとかブルーベリーとか、その仲間みたいです。

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とりあえず画像を何枚か撮っておいて、帰宅してから調べることにします。

後ほど、Aさんが調べて連絡してくださいました。

ウラジロハナヒリノキだそうです。

ハナヒリノキは2020年に赤坂山に登った時に見ていましたが、花は似てますが、かなり大きめの木で、まるで違う印象を受けていました。

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↑これが去年の赤坂山で見かけたハナヒリノキです。

2020年6月10日撮影です。

撮影はしてないけど、伊吹山でもハナヒリノキを見かけたということをブログ中に記録していました。

どちらも日本海側に自生する樹木ということでしょうか。

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