サラサドウダンの咲く広戸仙へ、その5、林道歩きで周回
第三展望台まで帰ってきたら、南東の甲山に伸びる尾根があって、下りはその尾根を辿るようです。
第三展望台まで帰ってきたら、南東の甲山に伸びる尾根があって、下りはその尾根を辿るようです。
第三展望台の上は日当たり良すぎて暑いので、展望台の下の陰でお昼休憩をすることにしました。
山頂は人が多そうなので避けたのですが、第三展望台は貸し切りで何方もいらっしゃらなかったので、ゆっくりできました。
ここのサラサドウダンは花に近づくことができて、撮影もしやすかったです。
尾根筋をゆるゆると登っているうちに、登山道から少し離れた場所に第一サラサドウダンを発見。
良かった良かった、これを目的で歩いてきたので、咲いてなかったらどうしよう?てなものでした。
第一展望所で水分補給などしていると、登山口でお暗示頃に登り始めた地元のご夫婦と一緒になりました。病後に時々体力維持のために山を歩かれているそうです。
夫唱婦随で仲良く歩かれている姿は微笑ましかったです。
5月の日曜日は所用でずっと山に行けなかったPさんでしたが、5月の第4週の週末は土曜日の天気が良さそうです。久しぶりに一緒に歩けそうなので、その前から気になっていたサラサドウダンを見に行くことにしました。サラサドウダンと言えば岡山の那岐山が有名で、私も過去2回ほどRさんやPさんと一緒に那岐山へサラサドウダンを見に行っています。ところが那岐山のサラサドウダンがシカ害で木が枯れてしまい、今年はほとんど咲いてないそうです。道理でyamapを見てもサラサドウダンの画像が上がってないはずですね。
那岐山近くの広戸仙ならサラサドウダンも咲いているそうなので、5月28日に訪問することになりました。高知の山仲間のAさんもあのあたりは一度も行かれてないそうで、参加されることになりました。
PさんとRさんは、今は亡き岡山の山仲間のYさんと一緒に広戸仙にも登っているようですが、私だけはその時に九重のミヤマキリシマを見に行っていて、登ってないのでした。
前回の記事で書き忘れましたが、途中、陽射しを遮ってくれる樹林に入ったところで、ようやくまともなお昼休憩を取りました。
yamapの記録を見ると、13時34分から30分間、お昼休憩を取ったようです。
その後再び歩き始めて・・・・
軽めのお昼を食べたら、弥山へ向けて出発しました。
まずは途中にある天狗岳を目指します。
イワカガミが随分いい場所で咲いているなぁと思った場所から、わずか1分歩いたところが、カニの横ばいだったようです。↓
5月の第4週末は見るべき花も特になさそうだし、行き先に迷っていました。
那岐山のサラサドウダンを見に行くか?それとも西冠のお花畑か??
それにしてはyamap情報でも那岐山のサラサドウダンがアップされてないようだし・・・
Pさんは都合で5月いっぱいは日曜日には山に行けないそうなので、行き先をRさんにお任せしました。するとRさんから西冠お花畑にしましょうというメッセージが入りました。Aさんも付き合ってくださるそうです。ダメもとでエントツ山さんにもお声がけしておきましたが、22日は先約があるそうです。
そうこうするうち、去年、裏寒風で出会って一緒に歩いたIさんからたまたまラインが入りました。電話をしてみると、22日の日曜日はNさんをどこか花の山に連れて行ってあげる約束なので皿ヶ嶺にでも行こうかと思っているそうです。Nさんというのは3月に甫喜ヶ峰でIさんと一緒に散策されていた方です。5月22日に皿ヶ嶺へ行っても、花はあまり咲いてないと思うけど?どうせなら私たちと一緒に西冠のお花畑に行きませんかということになったのです。
ところが、前日の21に日になってエントツ山さんの先約の山行がお流れになったそうで、西冠お花畑に付き合ってくださることになりました。
このコースをこの時期歩く楽しみはシロヤシオやシャクナゲ以外にももう一つあります。
それはユキワリソウです。
ユキワリソウは四国の山では割合よく見かけるサクラソウですが、ここのユキワリソウがいちばん綺麗だと私は思っています。
鞍部に着いてから最後の登りにかかりますが、どうも寒いので衣服調整などしました。
その間、Rさんに先に行ってくれるように言いましたので、出発したときは一人だけです。
そういえば、去年も高丸への最後の登りは一人だったのでした。
私のペースが遅いのもありますね。
縦走するとなったら、先に高丸方面に向かわれているHさんをそう待たすわけにもいかないので、お昼を食べたらさぁ出発です。
休憩場所にはなんだか大きな針葉樹があって、なんだか葉の感じがゴヨウマツのようだなと思っていたら、やっぱり巨大なゴヨウマツなのでした。ゴヨウマツがこれほど大きくなるとは知りませんでした。
去年は真っ白に花が咲きあがっていた株があちこちに遭ったけど、ほんとに今年は花が少ないです。しかも花が散った株も多いので、なおさら少なく見えるのですね。
登山口から稜線に出るまでは汗をしょっちゅうぬぐうほど暑かったのに、稜線に出ると風が涼しい・・・・歩いていると寒いぐらいになってきました。
Rさんは飲み物を凍らせてきたそうですが、やっぱり5月の山行ではまだ飲み物は凍らせない方が良さそうですね。
しばらく歩いていくと、素晴らしく色鮮やかなミツバツツジに出合いました。
稜線に着いたら、いつもならまずは山頂に行くのですが、今、山頂に行けば混んでいるような気もします。
シャクナゲ尾根を登って行った人たちが休憩している頃でしょうから・・・
ならば、山頂は帰りに寄ることにしましょうか。
結局、この判断が後でラッキーな展開をもたらせてくれることになりました。
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