二年程前にネット花友さんにセンニンソウの苗をいただいたのでした。
センニンソウは野山ではよく見かける花で、種採取をして播いた事もありました。しかし、発芽しないままでした。
いただいた苗は最初は鉢に植えて、庭木の間に置いてあったのですが、翌年はかなり繁りました。
しかし、思ってもいなかったのですが、センニンソウの鉢の前に楠が生えてきて、それが一年で大きく繁ってしまったのです。センニンソウは楠の日陰になってしまって、ツルはまずまずで繁ったのですが花芽をつけませんでした。株は鉢から値を伸ばして、動かしたくても動かせない状態になっていました。
翌年の今年春、今度は茂った楠を主人が切り倒しました。楠と一緒にセンニンソウのツルもかなり切られてしまいました。
根っこは大丈夫だったので、スコップで掘り起こし、鉢から根を抜いて、畑に地植えしました。毎年、朝顔だのスイトピーだのを絡ませる場所です。そうしたら、8月初めにようやく花芽らしきものを確認しました。
この前から蕾がかなり膨らんできたと思っていたのですが・・・今朝、開いていました。開いたばかりで花の色がまだ真っ白になっていません。
野山のセンニンソウは早いものだと7月から咲いていますが、9月も半ばを過ぎての開花となりました。
しかし、来年からは大株で花つきもよくなるでしょうね。