一昨日、友人を連れて行った観音寺のお好み焼屋さんは、地元の食料品店で、店の隅に鉄板を2台ほど置いて、お好み焼きも焼いてくれるという大衆的なお店です。
食料品店も最近はスーパーにほとんどとって代わられましたが、ここのお店は地元の食べ物を置いてる貴重な店です。香川の西部辺りでしか作られていない三豊なすという美味しいなすを売っていたので、買ってきました。
形が良くわかるように、容器に入れずに、そのまま置いてみました。
普通のなすより丸っこい形をしていて、一個でも普通のなす二個分ほどの量があります。
夕べは主人が飲み会で夕食要らないというので、私一人でしたが、やはり山間部の道の駅で買ってきた肉厚のピーマンの炒め煮おかかかけ、三豊ナスの天ぷら、鶏もも肉のガーリック焼き、オクラとしいたけレンコン、ニンジンの煮物など作り、ハイボールなどいただくと、幸せです・・・。
食べるのも料理も嫌いではないですね。
ところで、この三豊ナスですが、香川の三豊辺りでしか、作られてないナスです。
三豊とはもとの三豊郡のことで、私の実家もここにありますが、なすといえば、三豊ナスというのは子供の頃から聞いていました。美味しいなすとして有名です。
ところが、私が今住んでいる中讃辺りではほとんど見かけないのですね。
それほど、地域性が強い野菜です。調べてみると、開花から収量まで25日もかかるそうで、経済栽培には向かないそうで、ほとんどは地元の農家の人が自分で食べるように栽培しているようです。でも、三豊まで行けば売ってるのは見かけますし、一個100円ちょっとと、そんなに馬鹿高いものではありません。昭和初期の満州に出向いた農家の人が種を持ち帰って育てたのが始まりだそうです。
天ぷらにすると、やはり普通のなすより美味しかったですよ。
今日は久々に朝から青空が広がり、パンパスグラスの銀色の穂が良く映えます。
ヒマワリ、イタリアンホワイトの向こうではセンニチコウが花盛りです。
シソアオイの茎はすでに私の背丈を越しましたが、開花はやっぱり12月なんでしょうか??
ここのところの雨がちのお天気で、掃除の行き届かない庭では、フウチソウだけが元気が良いですね。
左に見えているのはカノコユリの咲き殻です。
「行く夏」という言葉がぴったりの季節です。