子供の着物を通してわかったこと

後20日もすれば、Mちゃんの初節句です。

お雛様は選んで送ったので、やれやれという感じでしたが、お雛様を送った後で、ふと「着物は?」と考えついたのです。

うちの娘の初節句はちょうど義母が入院中でその後、突然心筋梗塞のために急死したりで、着物どころか初節句すらしてやれませんでした。

お雛様の前で着物を着せて記念写真を撮ることもなく終わりましたが、Mちゃんには着物も着せてやりたいですね。

母が買ってくれていた娘の産着の着物もありますが、姪たちに何度か貸してやったら、さすがに襟元のしみがひどくてこれでは可哀そうかな~と思ったり・・・。

そうこうするうちに、たまたまアンティーク着物のサイトに目がとまりました。

アンティーク着物ならお値段もそれほどしないし、羽織らせるだけなら良いかもと思い、早速ネットで注文してみました。

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数日前に届いたMちゃん用のアンティークの産着です。

それほど傷みもしみもなく、これなら申し分ないですね。

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柄もなかなか良い柄です。

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裏地も綺麗な紅絹がついています。

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子供の着物はすべて祖母が使っていた和ダンスに入れてあるので、一緒に入れておこうと思い、久しぶりで我が家にある子供の着物を出してみました。天気が良かったので、虫干しにもなります。

いちばん上が私の産着ですね。

戦後10年も経ってないときなので、あまり良い品ではないと母が言ってましたっけ。それでも秋祭りにはこの着物を着せてもらい、神社にいったものでした。確か保育所のお遊戯会でもこれを着て踊ったような記憶があって、どこかに写真もあったっけな~。

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これは義姉か義妹の産着です。

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昔はこんな色の着物がありましたね。

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こちらはかなり大きくて四つ身でしょうか。

四つ身にしても少し大きめみたいな気がします。

肩上げがしてありますから子供用には違いないですが・・・。

これも義姉か義妹のだと思いますが、それにしてはちょっと古いかな?

どれも亡くなった義母の古い箪笥から出てきたもので、着物の好きな私が祖母の和ダンスに移し替えたものです。

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こちらは義父が娘のために誂えてくれた四つ身の着物です。

御所車の模様で、娘も2度ほど袖を通したと思います。

義父は難しい人で、私ともいろいろ葛藤がありましたが、孫はずいぶん可愛がってくれました。

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子供用の長じゅばんはたいていは紅絹を使ってありますが、これも義姉のでしょうか、襟には可愛い扇子の刺繍が施されています。

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最後に私の兵児帯・・・・。

これは母が子供の時使っていたもので、私も子供の時はこの兵児帯を浴衣を着るときに締めていました。

柄も可愛くて、とても好きな兵児帯でした。

こうして子供の頃の着物を眺めていると、遠い昔を思い出し、懐かしいものです。

親や祖父母の愛が、この年になってしみじみと感じられます。

私自身も孫に着物でもと思うようになったからでしょう。

年を経て、その立場や環境にならないとわからないことってあるものだと、つくづく感じました。

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