この画像は○十年前、北アルプス剣岳を望む剣沢で撮ってもらったもの。
大学二年の時の夏合宿だから、考えてみれば若かったなぁ・・。
夜行列車で上野を発ったのか新宿を発ったのか?
ともかく、早朝に富山駅に到着してマスのすしを買ったのだけは憶えてる。
このとき縦走したのは大日岳~薬師岳だが、最初から最後まで快晴に恵まれて
しかもカメラマンは同好会きっての名カメラマンの誉れ高いKさんが同じパーティーだったから
写真もいっぱい残っていて、そのぶん、記憶も鮮明だ。
この剣沢は夏にも残る雪渓のおかげで水も豊富で、東京から食料として持参したソウメンを
ゆでて食べたのだけど、パーティーの皆には大好評だった。
「さすが讃岐うどんの本場出身だけのことはある」とリーダーのNさんから変なお褒めの言葉も
いただいたっけ。
こんな理想的なテン場は滅多にないだろうね。眺めはいいし、水は豊富。
ウイスキーだって、万年雪の雪を取って来て、水割りにできるんだよ。
あれから○十年が経ったとは信じ難いけど、人間、死ぬときに、心の中にいくつの情景を
重い浮かべられるかが大切だよっって、言ってくれたのは、誰だったか・・。
顔はさすがにお見せできないのでぼかしてしまいました(^^;)