お天気もよさそうだし、私の予定もそれほどないので、山歩きにした。
昨日のうちに友人Yさんに携帯メール、Yさんの友人のNさんも同行するという。
集合は7時にした。家族の朝食を作って、洗濯物を干したら出発。
夕べは結局2時に就寝だから、睡眠時間は4時間ほど。
7時丁度に集合場所に着く。高速のSAのガソリンスタンドは早朝は遣ってないかもしれないので、高速に乗る前にガソリンを満タンに。
その後、すぐの高速松山道を西に向かう。
天気予報は晴れになっていたが、薄曇かな?
結局ノンストップで西条インターまで走る。一般道に下りたら、コンビニに。昼ごはんと飲み物の調達。そして、夕べ主人に払い込みを頼まれていることがある。コンビニで聞いたら、3分ほど引き返すと銀行があるらしいので、ここで払い込みを済ませてから出発することに。9時でないと銀行が開かないが、仕方ない。3時までに山を下れるかどうかはわからないから・・。
結局、これで時間を30分ほどロスしてしまった。
9時ジャストに用件を済ませたら、後は加茂川に沿って、走る。20分も走れば、笹ヶ峰登山口に向かう分岐に。
路はすぐに曲がりくねった山道になる。格別細くもないけど、大型車同士では対向できないような山道だ。緑の木の葉っぱや草の葉っぱがほんとになんともいえない瑞々しい色。
先ほどからウツギやノリウツギがあちこちに咲いている。
コンロンソウヤホウチャクソウもあちこちで見かける。2,3度車を降りては撮影したり、散策したりする。
フタリシズカも咲いている。
そのうち路は未舗装のがたがた
路になる。そういえば、この前に来たときもそうだったかな。
11時前にようやく登山口に到着。
靴を履き替えてすぐに出発する。
しばらくは沢沿いの急な登りだ。だけど、すぐにイチリンソウやナツトウダイが見えて、気持ちが和む。
Yさんが可愛いギンランも見つけてくれた。
他にもエンレイソウやマムシ草の仲間も時折見かける。
エンレイソウはもう種をつけているが、私が今まで見ていたエンレイソウとは少し違うようだね。調べてみなければ。
沢沿いの道から、路は右手に折れて、杉の植林に入る。手入れがよく行き届いた杉林で、日光も適度に差して、下草にはシロモジなどが生えている。
日を遮ってくれるので、涼しくて快適だ。
宿という昔の集落跡があるはずでそこで休憩するつもりだったけど、ちょっと早めに休憩する。というのも、Yさんが少し苦しそうだから。こんな平日に山歩きする人なんていないだろうと思ってたけど、2人連れの男の人にすれ違った。
休憩場所から10分ほど先に行ったところが結局、宿だった。この宿には小さな沢が流れているが、ここから上はブナやかえでの自然林に囲まれた道だ。
若葉の緑が目を楽しませてくれる。
こんな中でいるとほんとに寿命が5年は延びそうな気がするよ。
ここのブナは皿ヶ嶺のブナより大きくて、立派な木が多いみたいだね。
道の両側にはやはりエンレイソウやツクバネソウが多い。そして、二年前の秋にはアサマリンドウが咲いていた辺りに、ショウジョウバカマの咲き終わった株がいくつも見える。
新緑を楽しみながら登るうちに丸山荘に着いた。赤屋根は私が泊まった中一の頃も変わらないような気さえする。あの頃から何十年も経っているのが嘘のようだ。
ベンチに座って休憩を入れる。
ベンチの下になにやら野草らしきもの。よく見るとマイヅルソウだった。
よく見ると植えられたものだが、シャクナゲも咲いてる。
山頂方面と丸山荘をバックにシャクナゲを撮影してみた。
なんだか初夏らしい画像になったね。
この咲きどうするか迷ったが、時間もあまりないので、いけるところまで行くことにする。
ピークまではちょっときつそうかな?
丸山荘より先は、私も中一以来だからほとんど初めてのようなものだ。今までとは違いダケカンバなども生えている。やはり高山に来たなと感じるね。
ワチガイソウも咲いていたので撮影してみた。
もうすぐで樹林帯を抜けて、笹原に入ると思うが、曇ってきたことだし、帰りの時間も心配なので、お昼にして下ることにする。
もう跡30分も登ればピークだったかなぁ。
まぁ、山は逃げないしね~。
途中まで下って見上げた笹ヶ峰はとっても綺麗だったよ~。
左は久しぶりで見たダケカンバ。
この木を見ると昔の八ヶ岳だの北アルプスだのを思い出すよね。