自宅から車で5分とかからないこの川辺には、季節ごとに2度ほどは足を運ぶ。と言っても、買い物帰りにちょこっと立ち寄るだけだから、少しだけ空き時間があればOK。
他にも近くの溜池のほとりとか、実家に向かうときの道中とか、私の野草観察のポイントは何箇所かあるよ。
この川辺、実は1二週間ほど前にも一度立ち寄っていた。その時にもすでにツルボが咲いていた。まだまだ蕾のほうは数がずっと多いので、見頃は9月中旬ぐらいかなぁ。このツルボ、昔からある花だそうだが、子供時代の私の記憶にはない花だ。もう少し後のお彼岸頃に咲く彼岸花は、勿論忘れようもないけどね。実際、実家辺りでは今でもツルボはそれほど見かけないように思う。
初めてこの川辺でツルボの群生を見たときは、だから、びっくりしたものだよ。
今年でこの川辺にツルボの花を見に来るのは4年目かな?
この川辺にセンニンソウの花が咲くことに気付いたのは二年前。この真っ白で綺麗な野生のクレマチスはどんどんはびこっているようで、今年はまた一段と目に付いた。よく似た野生のクレマチス、ボタンヅルよりはよく見かけるね。種を少し採取してきて、自宅にも植えようと思いながら、まだ果たしていない。
今年は種がどこからか飛んできたか、ガガイモの花まで咲いている。ガガイモとシロバナサクラタデとタンキリマメは去年までは別の場所に観察に行ってたんだけどなぁ。野草でも園芸種でもだけど、年によって栄華盛衰みたいなことがある。
ガガイモはオキシペタラムやトウワタと同じく大きいサヤをつけて綿毛を飛ばすので、これも見物だね。
このガガイモとは反対に、二年前にはこの川辺の道に咲いていたベニバナイタドリ(メイゲツソウ)はここ2年ほど、見られなくなった。今日も見てきたが草刈されたのか、イタドリらし株はあるが、果たしてベニバナイタドリの花は咲くだろうか?この画像は2003年10月初めに撮影したもの。