ハナミズキの花はかなり以前から好きだった。
生協で共同購入していた15年ほど前、何度も何度も苗木を買っては植え付けたものだ。
うまく根付かないといけないと思い、安い小苗を買うのがいけなかったのかもしれない。
秋に裸木の状態で届く小苗を鉢に植えた年もあったし、地植えにした年もあった。
だけど、結果は・・・春になっても新芽が芽吹かない・・。
今、植わっている株は4年程前に、HCでまずまずの大きさのを買い求めたもの。
鉢植えにしていたのが、主人が何時の間にか地に下ろしていた。しかも、中庭の渋柿の木の株本に(^^;) これでは養分を渋柿に取られてしまって、成長しないのではないかと心配したが、そうそう植え替えばかり出来ないので、様子見。
活着はしてくれたようで、おまけに去年秋も花芽がついた。初めてのことだ。ハナミズキを我家で咲かせたいと思ってから、苦節15年にはなるね~。ところが・・・今年の春は咲かなかった。
今また、蕾をつけているのを見ると、ついつい期待しそうになるが、良く考えたら、蕾の時期のほうが長いんだよね。私はこのころんろした蕾が愛らしくてとても好きなので、蕾を冬中楽しめるだけで、充分、存在意義があるのかもしれない。
あ、それに隣町に行くと、街路樹がハナミズキで、今時分は真っ赤な実がとても愛らしい。
もうすぐこの実が路上にいっぱい落ちるから、拾ってきて、またポットに埋めてみるとしようかな。