秋の里山、2

いつもの如く、登りは樹林帯の道をえらぶ。まだまだ日中は暑いので、木陰が涼しくて快適だ。

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樹林帯に入ると、コウヤボウキの花が咲いていた。

今年の初見だね。この辺の里山にはコウヤボウキはごく普通に生えていて、秋には仄白い中に微かにピンクを帯びた花が風に揺れる。高野山ではこの木の枝で箒を作ったと言われていて、それがこの花の語源だそうだ。確かに周囲にぴょんぴょんと何本も突き出た小枝は箒を作るのにはもってこいのようだ。

Dsc00771  ツルリンドウもあちこちに生えているが、まだ蕾が多いようだ。所々で、咲いている花も見かける。先日の鯉ヶ窪湿原ではもう咲き終わったのが多かったけど、ここは低山なので、秋の到来が遅いようだね。

赤い実は登るにつれて多くなってきた。

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自然光で撮りたいけど、どうしてもフラッシュが光ってしまう。

Dsc00791 気の早いヤブコウジはもう赤く色づいた実をつけている。

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