午後から雨も小降りになったので、庭仕事をやってしまおうと思っていたら、主人が「与謝蕪村の蘇鉄の屏風が公開されているので見に行こう」と言う。
妙法寺は以前から場所は知っていたが、蕪村寺と呼ばれていることや蕪村が逗留して襖絵などを描いたということは知らなかった。
↑の花画像は以前にも一度取り上げたタカサゴフヨウの花。てっきり、道端に咲いてるだけと思ったが、ここ妙法寺の境内ではちゃんと植えられているようだった。それにしても真夏から咲いているはずなのに、ずいぶん花期が長い。
いつもは商店街に面したお寺の門は固く閉ざされているが、今日は大きく開け放たれている。門の中央にこんな家紋が・・。帰るときにお寺の方に尋ねたら備前蝶という家紋だそうだ。蝶の家紋は何度か見たことがあるけど、これははじめて見た。
本堂で公開されていた蕪村の蘇鉄図は撮影禁止なのでこちらをご覧下さい。
それにしても蕪村というと俳人としてのイメージが直ぐに浮かぶが、画家としても当代一流の人だったんだね。
お寺では蕪村が描いたという庭の蘇鉄も見せてくださった(勿論、当時の蘇鉄の子孫だが)