中庭ではシュウメイギクがまだまだ真っ白な花を咲かせている。
10日ほど前に一本の花茎にそれぞれヨトウムシが一つずつついていたヒポエステスは、ヨトウムシに花を食べられて、しばらく花のない状態だったのが、ようやく再び咲き始めた。このヒポエステス、最近になって、リボンブッシュという名前でスーパーやHCで見かける。一つではぱっとしない花のように見えるけど、シュウメイギクなど他の花と混植すると、なかなかいい雰囲気を醸し出してお薦めの花だよ。
近くにミズヒキがまだまだ頑張っているので、これも撮影しているとツーショットになる。
まるで、魔術か何かのようにギンモクセイの花が宙に浮かんでいる。
種明かしは簡単で、ギンモクセイガそろそろ散り始めたのだけど、散った花が蜘蛛の糸に引っかかっているんだね。
秋はうちの庭は蜘蛛の巣だらけになって、払っても払っても、すぐに蜘蛛が巣を張る。
芝生庭にはあまりいなかったと思うけど、とうとう、ここにまで蜘蛛が進出してきたらしい。
足元に目をやれば、地面もギンモクセイの落花で白くなり始めている。もう少しするとまるで雪が積もったみたいになり、その光景も毎年楽しみの一つに。
畑にもまだまだいろいろな花が咲いているけど、真っ白なスイートアリッサムの花が夏の暑さにも頑張ってくれて、再び元気良く咲き始めた。これはもう10年以上も前に種から育てたのが、毎年、こぼれ種で更新する。寄せ植えに入れても引き立て役としてとても重宝する花だ。名前が示すようにかすかに甘い香りがある。
上方の真っ赤なサルビアはこれまたこぼれ種からのサルビア・コッキネア、レディインレッドというらしい。赤、ピンク、白の混じった種を去年種まきしたのだけど、何故か白は消えてしまい、この赤とピンクだけがあちこちで咲いている。とても丈夫な花だよ。
真っ赤な色が秋が深まるに連れて鮮やかさを増してきた。バックはこれまたこぼれ種で10年以上更新しているテンニンギクだが姿が乱れてきたので、そろそろ抜いて新しい苗を育てたほうが良さそうだ。
ニオイバンマツリの葉の上ではモンシロチョウが雨宿りをしていた。
この頃になって、またキチョウやモンシロチョウをよく見かけるね。