2005年、野山の花ベスト10011月②

花はもう見られないかと思いながら山に登ると、それでもリュウノウギクやヤクシソウなどのキク科の花がまだまだ元気で咲いていて、思わず微笑んでしまうこともしばしば。

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リュウノウギクは以前から見ていた花だけど、この葉を揉むとこれほどいい香りがするとは知らなかった。真っ白な花びらに少し白っぽい緑色の葉がソフトな感じだ。

群生しているのもいいし、一株だけそっと咲いているのもまた野草らしい。

Dsc01114_3 季節には見ることの出来なかったカワラナデシコを11月半ばの1000m峰ピークで見ようとは・・。

Dsc01052_1 春の花が楽しみな、センボンヤリの秋の閉鎖花。

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秋から冬にかけて花の少ない野山で、花以上に目に付く実をつけるフユイチゴ。一度、たくさん集めてジャムを作ってみたいと思いながら、まだ果たせないでいる。時間さえあれば、すぐに笊一杯は採れるのではないかと思うほど、ちょっとした野山ではどこにでも生えている。

Dsc01237_1 最後に県境の山の紅葉を。

コナラや山桜主体の紅葉ではないだろうか。

ぱっと目を引くような派手さはないが、しみじみと心に染み入るような色。

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