その証拠にこんな野菊の仲間が咲き始める。
これは剣山山頂付近の笹原で咲くコモノギク。菰野(こもの)町で初めて見つかったので、コモノギクの名がついたとか。菰という感じは難しくてなかなか読めないが、おかげで読めるようになった。「菰を巻いても心は錦」そんな歌がありましたっけ?(^^;)
近くでよく見たのはこれが初めてだったリョウブの花。リョウブは樹形、樹肌、花、どれをとっても申し分ない樹木だ。しかも花には良い香りがある。環境に適応する力が強いとみえて、ごくごく低山から海抜1400ぐらいまでで見ることが出来る。
近くの低山で初めて見たミヤマウズラ。登り始めて5年近くになるけれど、暑い盛りには低山に登ることがなかったので、初めての出会いだった。
葉に綺麗な斑が入るので、そちらのほうがマニアに好まれるとか。私はマニアではないので、この可愛い花に素直に見とれた。
この後、阿讃山脈でもしばしば見ることになった。
これも8月末ともなると咲き始めるシラヤマギク。野菊の仲間では早咲きの部類になるのではないだろうか?
草丈が70センチほどと高く、頭頂部に白い小花をまとまって咲かせる。清楚なイメージがある。
自生のキキョウなんて今まで見たことがなかったので、ちょっと感激してしまった。
タカネオトギリだろうか?オトギリソウはどれも同じような花をつける上に、たくさん苧種類があるので確信はもてない。これは剣山~一の森への巻き道で見かけた。