3月も後半ともなると、庭の花たちの咲き方も加速をつける。まだまだ開花までしばらくかかるだろうと思っていても、気温の上昇であっという間に開いたりすることもしばしば。
畑では定植した花が最初は点だったのが、線になり、やがて面に。
畑中が色で埋め尽くされるのも3月末頃かな。
↑は2004年秋にはじめて種を播いた、カナリークリーパー。球根ナスタチウムの一種らしいが、種も簡単に発芽し、暖かい我家では軒下で冬を越した。ネットで調べると、ほんとうは春に種まきして咲かせるらしいが、早春にこの黄色い花もなかなか良い。名前は勿論、カナリアが飛ぶ姿に見立ててついたものだろう。今年も種まきしたのが、蕾が膨らんでいる。
2004年の早春に叔母の家を訪れた際、叔母宅の隣りの園芸店でヒゴスミレのポットを100円で買い求めた。ポットにはすでに種が飛んだのがいっぱい発芽しており、親株よりもそれが目当てだった。目論見はうまくいって、こぼれ種発芽を植え替えしておいたのが、05年春にはこんあに見事に開花した。
しかし、この後、これが例の大騒ぎの発端に・・・。
というのは、数日後、この鉢の中から濃ピンクのこんなスミレが咲きあがってきたからだ。
このときはヒゴスミレが咲き分けをしたのかと驚いて、野草仲間のBBSに画像を貼らせてもらったのがもとで、いろいろな方を巻き込んで、スミレ談義に。(^^;)
結局、買ってきたポットの中にベニツルスミレの種が飛び込んでいたのだろうということで、一件落着に相成ったのだが、これを機にスミレの世界の不思議さに足をちょっとだけ突っ込むことに・・。
余談だけど、このベニツルスミレというのは野のスミレを交配して作られたものらしいが、どのスミレを交配したのだったか、正確なところを忘れてしまった。復習の必要ありですね。(^^;)
こちらは2005年春に買い求めたクリスマスローズ、ルーセブラック。交配を重ねて、黒に近い濃い小豆色をしている。クリスマスローズはずいぶん丈夫な花なので、毎年、2種類ほど増やすようにしている。
マメ科の植物でつる性。04年に珍しくて買い求めたのが05年春は大株になって咲いた。色は3種類ほどあるようだが、この白がいちばん好みかな。今年の夏に残念なことにカイガラムシがついてダメになった。カイガラムシがうちの庭に発生したのは初めてのことで、驚いた。
3月24日撮影。ミニチューリップ、ヨハンシュトラウス。10個以上が満開の画像もあったが、こちらのほうが初々しくて好みかなぁ。チューリップは最近では、購入するのはほとんどミニチューリップになった。一旦、小さいのを見てしまうと大きいのはどうも大味で・・。