いつもは走ったことのない山道を走ってみる。対岸の山腹に珍しい茅葺屋根の家が見える。
香川ではもう茅葺屋根は見られないと思っていたが、まだちゃんと残っていたようだ。かなり大きい家のようだがお寺か何かだろうか?
恐らく、この方面に行けばユキワリイチゲが見られるのではないだろうかと思っていた。目的の場所に着く前に早くも車道わきの法面にユキワリイチゲの葉を確認。
花も少しだが咲いている。群生としてはそれほど大きくない。
日陰だったので、撮影しているときはわからなかったが、帰宅して画像を確認したらどうやらほんのりピンク色がかかっている。
先週、セツブンソウ自生地で出会った方が、岡山にはピンクのユキワリイチゲが咲くと教えて下さったが、なるほど、自生地によって、咲く花の色も少しずつ違う。
目的の場所に着いた。まず、こんなところに来る人はあまりいないと思われる。
軽なら入らなくもない道だが、用心して手前で車をとめて、あとは歩く。歩いても5分ほど。
なんとこんな山の中なのに、フキノトウが既に芽生えている。しかも平地の我家のものより小さいけど、咲き進んでいる。今年初めて見た、自生のフキノトウだ(我家のも植えたのではないから自生といえば自生かも?)
そして、ここにも勿論お目当のユキワリイチゲがちゃんとあったよ。
ここは群落がかなり大きいので花の最盛期にはかなり見ごたえがありそうだ。
葉っぱはここのは緑色。
まだまだ咲き初めだけど、それでも10輪以上は開花していた。
中央に見えるのは私がよく行く大川山だね。この大川山にもあと一ヶ月すれば春が来る筈だ。