子どもの頃、我家の家の前には小さな用水があって、そのほとりには薄紫色のスミレが咲いたものだった。何時の頃からか、そのスミレが咲かなくなり、淋しい思いをしたものだ。そのせいか、車で走っていてもスミレを見つけると、すぐに車をとめて座り込んでスミレを眺めたくなる。
今のところ、我家にはスミレが5種類ある。あ、訂正、まだベニツルスミレが咲いてないので全部で6種です。
一番古いの、といっても3年前に最初に1ポット買い求めたのはヒゴスミレだった。
そのヒゴスミレのポットにはこぼれたね発芽が随分あって、双葉が株元からいっぱい芽を出していたのも購入した動機だった。その中になんとベニツルスミレが混じっていたというわけだ。
そして花友のアッキーさんに種をいただいたスミレが昨日開花した。
このスミレ、最初はノジスミレかと思っていたが、良く調べるうちにスミレ本種(マンジュリカ)ではないかと思い始めている。
というのも葉柄に翼があるようなのだ。よく野山で見かけるマンジュリカより小振りなので、ノジスミレかなと思ったが、スミレはやはり難しい。ということで、先ずは開花報告のみにして、種類は保留ということに。
去年徳島神山町の道の駅で買い求めてきたツクシスミレもつい2、3にち前から咲き始めた。これは検索すると名のとおり、九州で自生しているそうで、四国の野山では出会うことはなさそうだ。
花が随分小さくて、撮影もなかなか難しいが、その分可愛いといえよう。
まだ完全に咲きあがってないが、フキカケスミレ。正しくはビオラ・ソロリア・フレックルスというようだ。外国原産のスミレで根はわさび根。これも種を採取して播いていたのが、数本発芽している。
花びらには細かい斑点がいっぱい入り、外国産なのに、何故かとても日本的な印象を受ける。
最後は花友のみーこママさんからオレンジマーマレードの鉢植えを送っていただいたときに鉢土の表面にいついていたビオラ・ラブラドリカ。これも外国産のスミレだ。
今まで一度もいじってないが、今年あたりそろそろ植え替えをしてやったほうがいいかもしれない。