初めて見たタツタソウ

タツタソウは山野草愛好家の方がよく育てている野草だが、私は今まで実物を見たことがなかった。3月初めにたまたま開いた通販のサイトで、オオバナエンレイソウ、タツタソウ、ヒマラヤエンゴサクなど好みのものが何種類かあったので、園芸種の種とともに注文したのだった。

昨日でようやく雑用もあらかた終わって、植え替えをしてやろうと芝生庭にポットを取りに行ったらいつの間にか開花していた。

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昨日、植え替えたときは既に夕闇が迫りかけていたので、花を良く見ることが出来なかった。午前中の日差しの中であらためてよく見ると、ほんとに美しい花だ。

メギ科の花ということはイカリソウなどの仲間だ。道理で葉の色や繊細な花などがどことなく似通っている。検索してみるとこんな風に書いてある。

「朝鮮半島北部,中国東北部,アムール地方原産の多年草です。草丈は 9 ~ 30 センチで,葉は根生で,葉の先端はくぼみ,基部は深く湾入しています。早春に淡紫色の花をつけます。和名の由来は,日露戦争のとき,軍艦「竜田」の乗組員が 1904 年に黄河流域で採集し持ち帰ったことによるそうです。別名のイトマキグサ(糸巻草)は,葉の形によります」こういう儚い山野草の宿命で高温多湿にはやはり弱いようだ。我が家の夏が越せるかどうか?

Dsc02029  一方、これは本日の雪割草。

雪割草は同じ株から咲く花も随分と変異があるようで、この花は花弁(ガクヘン)の数が多いように思う。

ほんのり淡いピンクの濃い目のピンクのしべが殊のほか可愛い。

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