内子には内子座という小さな町の芝居小屋が現存している。
3年前に末っ子と行ったときには内部も見学したのだが、今回は4時半を回ってしまったのですでに公開時間が終了していた。(^^;) 詳しくはリンクを開いてご覧下さい。
琴平の金丸座よりは少し規模の小さい小屋で、文楽などの公演のポスターが貼られてあったから、それでも時折使われているのだろう。
↑は内子座近くの小さなお寺の門に咲いていた桜。
内子では桜はほぼ7分咲きというところだろうか。
山門のわきに二本の桜の古木が植えられていてそれは見事だった。
幹なども苔むして、ノキシノブまでついている。
商店街には旧暦の雛祭りまでなのだろうか、ここでも各商店のショーウインドーに雛人形が飾られてあった。中にはこんな風にそのお店の女児のものだったろう、産着も展示されてあってほほえましい。
下芳我邸はどうやらお蕎麦屋さんを経営しているようだった。雛とともに窓先にはやはり鉢植えの花が飾られていて、中には白花のシコクカッコソウやリュウキンカの花も。
キランソウは普通は5月頃に見られるが、ときにこんな風に早く咲いていることもある。
内子は和蝋燭で栄えた町だが、この日は平日でしかも年度末だったためか、和蝋燭作りの実演をしている大森屋は店が閉まっていたようだ。
お土産には栗饅頭を買い求めたが、風格のある店構えの和菓子屋さんの商品は玉子ぼーろ、栗饅頭、最中、羊羹だけなのだった。
友人とそのことにまた感心したのだった。たった4種類の和菓子を製造するだけでイマドキ商売が成り立っているのだ。
町並みもレトロだけど、そのレトロな町並みにあった暮らし振りというものに、妙に郷愁を感じる。内子座近くには東屋が整備された休憩所があって、満開の桜の近くの東屋で女子高生2人がいつまでも談笑している。18の時からの親友と「私たちにもあんなときがあったよね~」と顔を見合わせたのだった。