山の花の咲き具合はその年によって違うが、4月20日頃ならまずサイゴクサバノオやハルトラノオぐらいは咲いている。↑画像は今日は見られるとは思ってなかったエイザンスミレ。
標高1200余りの皿ヶ嶺を、麓の上林付近から見たもの。晴れという予報はどうなったのか、まるで霞がかかったようなお天気。
しかし、今年ほど桜が綺麗な年はないのではないだろうか?高速から、これほど桜が綺麗に見えた記憶はいまだかってない。
高速川内インターから皿ヶ嶺の登山口である風穴までは車で30分ほどだが、例年、途中で車道沿いにフウロケマンやツルカノコソウなどが咲く場所があるのだけど、今年は時期が早すぎるのかまだ何も咲いてない。咲いているのはクロモジの仲間やキブシだけ。
もう少し登ったところには毎年ジロボウエンゴサクが咲く場所も知っているが、ここも咲いているのはタチツボスミレだけだ。・・・と思っていたら、なんだか色の白っぽいスミレが二輪。葉っぱを見たら切れ込みのある葉っぱ。エイザンスミレだ。
葉っぱつきの画像がピンボケなのでトップ画像をご覧下さい(これは風穴付近で撮影したもの)
いつもは風穴に車をとめて歩き始めるのだけど、少し下から歩き始めることにする。まだ時期が早いので、少しでも下から歩くほうが花も咲いていることだろう。
ここは野草の多い場所で、↑画像はシロバナエンレイソウの蕾。しかし去年はもっとたくさんの株があったように思うのだが?
山シャクヤクは今年は随分多く芽生えていて芽吹いたばかりの赤い葉っぱがあちこちに見えている。既に蕾をつけているのもちらほら。
アワコバイモの3兄弟。春先の雨がよく降ったせいか、香川のアワコバイモも随分多かったが、ここもすごい。3本まとまって生えているのはざらで、5本ほどが固まって生えているのも見える。
毒草ハシリドコロの花も場所によっては既に咲いている。
この皿ヶ嶺にはハシリドコロが大群生するのだ。