4月9日に来たときには山肌に青いものは少なくて、ヤブレガサやハシリドコロもまだ芽生えて間もないという感じだった。
しかし、4月末ともなると花がいっぱい咲き始めるぐらいだから、山の斜面もそろそろ緑に染まり始める。
この前ここを通ったときは登山道の傍らはユーモラスなヤブレガサの芽生えの姿とハシリドコロの紫色っぽい株だった。ハシリドコロは芽生えて間もなくは紫色を帯びている。それが今ではヤブレガサも立派な葉になっている。
登山口の少し上の辺りでは小さな芽が萌え始めていて、陽射しを浴びてキラキラと光る。
この前も撮影したが、竜神平に建つ赤い屋根の小屋は愛大小屋。小屋そばの沢に直ぐ上にはシャクナゲの木があるが、蕾はこの日も固かった。
しかし、竜神平の表土には緑色が見えている。
竜神平付近を一周する遊歩道には小鳥がたくさん遊んでいた。お天気がいいと小鳥もよく見かけるようだ。シジュウカラかな?
ブナの芽吹き。高い枝の上なので、肉眼では良く見えないが丸っこい芽のように見える。
下ってきた風穴付近から見上げる皿ヶ嶺。
自生のシコクカッコソウも見ることが出来た。花には少し早かったようだが、えらく毛むくじゃらなコでした。
イチリンソウ、ニリンソウ、ヤマブキソウ、シコクカッコソウには少し早かったけど、サイコクサバノオ、ハルトラノオもまだまだ花盛りで、早春の味わいを残していた皿ヶ嶺、この時期にはやはり毎年訪れたい花の山だね。