この回はタイトルをランとしたが、花を見ているわけではなくどれもすべて株を見たというだけのこと。
しかし、中には5月に花芽をつけていたのを見ていたエビねが次回訪れたら盗掘されていたり、また何かはわからないランを見つけて次回の楽しみにと思っていたら、やはりそれも盗掘されていた。
この時期に道の駅などではその盗掘されたと思われる「イチヤクソウ」「ジガバチソウ」なども実際に売られているのをこの目で見かける。先日たまたま発見したサイトは盗掘を請け負うサイトでヤマシャクヤク、花芽が一つついているのは5000円で盗掘を請け負うと書いてある。なんとも嫌な気分になった。
エビネやシュンランなどの綺麗なランは勿論のこと、最近ではそういった地味なランもターゲットにされているそうだから油断がならない。
先日見つけたランらしき株は盗掘されたと見え、影も形もなかったが、他の株を見つけた。
ツレサギソウの赤間だろうか?
こちらは日当たりの良い場所で見かけたのでヤマサギソウかもしれない。
同じくラン科ツチアケビ属のツチアケビ。
しかしまだまだ蕾が固く、これらの花を見るには7月に再び訪れる必要があるかもしれない。
二年前に見かけたツチアケビ画像。すでに実をつけていた。
丁度花の時期だけまだ見ていないことになる。
ミヤコアオイの綺麗な斑入りの葉っぱ。
地味花の極め付きともいえよう。
ミヤコアオイの花・・画像でおわかりいただけるだろうか?
最後にこの時期としては比較的華やかな花といえようか。ミヤマナルコユリの花。
しかしこの花とて、葉の下に花を咲かせるので、上から見ただけでは花に気付かない人が多いだろう。
あの可憐なチゴユリはすでに緑色の実をつけていた。