プリムラの季節はもうとっくに終ったと思っていた。
ところが6月の上旬のある日、なにやら黄色い小花が咲いている。
なんとそれは05年初夏に採り播きした種から育ったプリムラ・キューエンシスが開花したのだった。
↑は一昨日撮影した画像だけど、今週前半は私の住む地方では最高気温が31度を越えるような真夏日が3日ほど続いたのだ。それにもかかわらず、こんな可愛い花を咲かせたのにはびっくりした。
親株は05年2月頃に購入したものだが、春以降種がたくさん採取できたし、こぼれ種と思しき発芽も結構あった。
しかし、去年の猛暑でかなりの数の芽がだめになり、その後数株だけが秋まで残った。
< ぱっと傘を広げたような草姿のプリムラで、一度は訪れてみたいガーデナーの聖地、
英国王立キュー植物園(通称:キューガーデン)にて自然交雑種として発見されこの名が付きました。
シネンシスの血を引く交配種で、気温が上がるころに花茎をどんどん立ち上げこんもりとした
株になります。芳香のある明るい黄色の花は、寒い季節のコンテナにぴったりの草花。>・・・・・検索すると、そう書いてある。確かキューガーデンに関係した交配種だとは知っていたが、人工ではなく自然交配で生まれた品種なんだね~。
↑画像は今年2月12日の画像。
プリムラはカウスリップもオーリキュラも種まきから開花まで2年近くかかったので、このキューエンシスも開花は当然来春だとばかり思っていた。
なんだか少し得した気分。
そう言えば、カウスリップもまた蕾をつけているようだ。
この前は横浜の友人からオーリキュラが咲いたと写メールを送ってきてくれた。去年の5月に彼女がうちに来た際に差し上げた株がどうやら咲いたらしい。
種から育てたオーリキュラやカウスリップもそのまた種を採取することが出来た。
さて、いつ播こうかな?