4年ほど前からちょくちょく立ち寄る空き地があって、そこには四季折々の野草が咲く。
Rさんが別の場所でだが、すでにヒメヤブランを撮影したというので、その空き地に毎年咲いていたヒメヤブランが見たくなったのだ。ところがヒメヤブランは陰も形もなくて、代わりに咲いていたのはカワラマツバ、コマツナギ、クルマバナなどだった。
そして、近くの田んぼの畦には↑のような見事なネジバナの群生。
去年、ここに来た時に近くを通りかかった土地の方の話では、以前はここにはネジバナは割かなかったが、農地整理をしてよそから土を入れてからネジバナが咲くようになったそうだ。この畦には5月、6月にはブタナも見事に群生するがそれも農地整理の賜物だろう。
それにしても気持ち良さそうに咲きあがっているネジバナたち。周囲の草もほどよく草刈されていて、ネジバナにとっては環境がよいということだろう。
これも8月の高知の山地で見たことがある。シソ科トウバナ属。
農家の方も綺麗な野草なので、抜かずに置いてくれたのだろうか?
春にはこの用水のほとりにはスミレとツクシがいっぱい生える。
やっぱり田んぼの畦に咲いているミヤコグサ。この前見たものより花が小さくて花つきがまばらということは西洋ミヤコグサではないほうかな?
一年ぶりに見たアゼムシロ。和製ロベリアだ。こんな可憐な野の花も最近は通販で買う人がいるとかいないとか・・。
キキョウ科ミゾカクシ属。
山里の畦道は平野部の畦では見られないような優しい花のオンパレードだった。