イワガラミ、ヤマシグレ

山頂付近でRさんとお昼にする。

山で食べると何を食べてもすごく美味しく感じる。讃岐はうどんが安くて美味しいので、午後からの散策だと、下でうどんを食べてからでも良いのだけど、山の空気の中で食べる美味しさはまた格別。

その食事休憩のとき、ふと下を見たら、イワガラミだかツルアジサイだかが咲いているのが見えた。

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普通は高い木に絡み付いて、頭上三mぐらいで咲いていることが多いので、なかなか接写は出来ないのだが、この株は高さが2mほどの枯れ木に絡み付いているので、目の高さで咲いている。しかも周囲も明るいので、珍しく近寄っての撮影が可能だった。

Dsc01431 装飾花の花びら見たいに見えるガク片が一枚だけなのでイワガラミだ。

こんなに花に近づけるのは珍しいのでしげしげと見てみる。この白いガク片は私にはまるで小さい木の葉のようにも見える。

Dsc01429_1 樹林の中を通っている遊歩道のわきではヤマアジサイが満開だったけど、中にこんな見慣れない花が・・。

Rさんが教えてくれた。ヤマシグレだそうだ。そう言えば去年の秋に竜王山でこの実が落ちているのを見かけた。

Dsc01430 これで開花しているのだそうで、蕾も咲いているのもほぼ変わらない。

カメラの設定を変えてあるので、色合いがよくないが実際はもっと鮮やかな赤をしている。

Dsc01424_1 ヤマシグレが咲いていた樹林の道はこんなにガスが濃い。

これは目を凝らしてみてみると、葉っぱはどうやらモミジのようだが、ほんの7mほどしか離れていないのに、ガスのせいでこんなに煙って見える。

Dsc01417_1 ツル性の植物と言えば、ツルマサキも初めて見たのだった。ほんとに、倒木に絡み付いている。

名前だけは去年から知っていたが実物は初めて見る。マサキは自宅の庭にも植わっているので、緑色の地味な花を先日確認したばかり。ニシキギ科。そう言えば、花も実もニシキギに似ている。

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