初夏になると山ではショウマの仲間を見かけることが多くなる。
前回来たときはアカショウマは蕾が多かったが、今回はあちこちで見頃だった。
雨こそほとんど降らなかったが、八合目から上はすっぽりと黒い雲に覆われていたようで、まるで夕闇の中で撮影したかのようなアカショウマ。
こちらはまだ視界が利いている6合目付近で撮影したもの。
ほぼ満開状態だ。
ユキノシタ科チダケサシ属。
トリアシショウマ、チダケサシ、ヤマブキショウマなどは見分けがかなり難しい。
この山ではいたるところで見かけた。
では四国の山にはこの時期、どこででも咲いているかというと決してそういう訳ではない。
山頂付近の遊歩道に咲いてる株。
ギンリョウソウもまだ見かけた。
普通は下を向いているけれど、この個体は前を向いている。もう咲き終わりが近いと言うことかも知れない。
今までギンリョウソウは何度も見ているが、花と思ってみたことは一度もなかった。
しかしこの画像などは見ようによっては花に見えなくもない。