というのも春に咲く一年草のほとんどは9月~10月にかけて種まきするからだ。
秋播き用の種や秋に植え付ける球根のカタログは各社から初夏には送られてくるのだけど、最近は夏は山歩きに忙しいので、秋風が吹く頃になって慌ててカタログを開いて注文する始末。
↑画像のパッケージは15cm×20cmのかなり大き目の袋に入った種。スペルを辿るとお分かりになると思うが、シェークスピアの生家に咲いている花の種のコレクションらしい。
袋の裏に、入っている種の種類があって、Lavender(ラベンダー) Daisy (デイジー) Columbine (オダマキ)Thyme(タイム) Poppy(ポピー)とある。
日本でもワイルドフラワーと言う、簡単に育つ花の種の混合が売られているが、それと同じような感じだ。
ところで、この花の種は一年程前まで教えていた生徒が二週間前にお土産に買ってきてくれたものだ。今は高二のその子は夏休みの間イギリスにホームステイしていたそうで、私が花を好きなことを知っていたらしい。
こちらもその子が買ってきてくれた種と球根で種はアスター、球根はジンジャーの球根だ。どちらも今の日本で簡単に買える種類だが、私の花好きを良く覚えていてくれたものだ。ちょっと感激してウルウルしそうになった。
もう一人、やはり夏休みにハワイに行っていたという女の子もいて、二人で携帯で連絡しあってイギリスに行った子が花の種を、ハワイに行った子がコナコーヒーとマカデミアナッツチョコレートを買おうと言う手はずを決めたのだそう。
今日ついたばかりのカタログで注文したビオラの種。既に夕方、5袋播いてしまい、残りはもう少しして播く予定。
大体毎年、9月5日頃にビオラの第一弾を播くことにしている。
ここ数年、欲しいと思う種はカタログやインターネットの通販などでしか変えないことが多く、普通に店頭で買うことが少なくなった。しかし、用土などを買いに行ったついでに見かけて、つい買ってしまうことがある。
ほかに自家採取した種が30種類近く、花友山からいただいた種が20種類ほどと、これからの季節は種まきとポット上げに忙しい日々だ。