真っ白の花弁に真っ白のしべで、まるで雪の妖精のような花。
この山ではピンクの花も多く、ピンクも濃いものから淡いものまで様々です。
野山の花とはいえないかも知れませんが、この季節の菜の花畑も、野山の散策の生き返りに葉必ず出会う光景ですね。
菜の花などが咲く頃には川の土手などにはツクシも顔を覗かせます。
同じ頃に、やはり山にはキブシの花が咲きます。キブシは私は花の季節にしか気づかないのですが、皆様はいかがでしようか?
アオイスミレに少し遅れて、タチツボスミレを見かけるようになれば、春も爛漫です。
タチツボスミレが咲く季節になると低山では山桜も咲き始めて、山肌は山桜の赤い葉といろいろな木々の芽出しの微妙な色とで、紅葉に負けないほど美しく彩られます。
今年はとある山で、オオバスミレを見ることが出来ました。四国ではとても珍しいスミレだと思います。
忘れるところでした。今年はユキワリイチゲもですが、アワコバイモもほんとによく見ることが出来ました。
地味な花ですが、目が慣れてくると、アワコバイモがあっちにもこっちにも咲いているのに気づきます。
来春はトサコバイモにも出会えそうです。