プリムラ・シネンシスが咲く

昨日は市内の友人2人と久しぶりにお昼を一緒に食べました。

一緒に食事した2人のうち一人は体調が優れなくて、長年の仕事を去年の暮れ頃に辞めたのでした。4月に職場が変わってから、なかなか新しい環境に適応できず、そのためか体調不良になって去年は見ていてもとても辛そうでした。

しかし、仕事を辞めてゆっくりした日々が取り戻せたせいか、以前の優しい友に戻ったようです。限度を越えた忙しさは人間をギスギスとさせます。

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↑画像のプリムラシネンシスの花は10月に差し上げたのが、友人宅で咲いていたものです。上手に管理されていたのでしょう。

去年の3月に友人と80歳近い彼女のお母さんが我が家に来てくれました。彼女のお母さんであるFさんと亡き姑は親友だったので、姑の命日にお参りに来てくださったのでした。

そのときに庭石の上にプリムラ・シネンシスの鉢を置いてあったところ、そのシネンシスが綺麗だと珍しくおほめいただきました。私と友人のお母さん、つまりFさんとは、花の好みが全然違います。私は小さな地味な花好み、Fさんは派手な花好みと好みが違うのですが、それでも花が好きなこと、土いじりが好きなことには変わりません。そこで去年の3月に種を播いて育てたシネンシスの株を10月に3株ほど差し上げました。

12月に用事があって、Fさん宅に伺ったときには、うちの株よりも遥かに大きく立派に育っていて、私も帰宅してから慌てて、ポットから鉢に、植え替えたものでした。

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そして、今朝、我が家の株を見てみると、Fさん宅のものより1週間遅れぐらいでしょうか。我が家の花も咲き出していました。

シネンシスという名前でもわかるように中国原産のサクラソウですが、以前に「カンザクラ」という名前でも結構育てられていたらしいですが、最近また人気が出てきたようです。

1月2月の寒中に咲き始め、花の少ない時期に長く咲いてくれる貴重な花です。真っ白な花びらは清楚そのもので、好感がもてます。

種も採取しやすく、親株も山野草向けの用土で鉢植えにすれば、暖地の我が家でも充分夏越しが出来ます。もっと広まっても良い花でしょうね。

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